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第六猟兵「ニコ・ベルクシュタイン(f00324)」についての補足設定など
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※2019/08/24現在 *■概要 名前:ニコ・ベルクシュタイン(綴り:Nikolaus=Bergstein) 正式な名前は「ニコラウス・ベルクシュタイン」だが、猟兵としての登録は前述の名前にしている。 種族:ヤドリガミ。本体たる器物は懐中時計。 年齢:登録時27歳、人間の肉体年齢が恐らくそれくらいだろうと推測されてのもの。 誕生日の「7月11日」も本体の製造日ではなく人間の肉体を得た日であり、 実際に意思ある人間として活動を始めてからはまだ日が浅い。 身長:登録時178cm、ちなみに1mmたりとも伸びていないのは恐らく年齢的に成熟しているからと思われる。 職業:メインジョブ・マジックナイト×サブジョブ・ウィザード。生来のグリモア猟兵でもある。 *■人間として 外見は短いくせっ毛の銀髪に切れ長の赤眼、褐色の肌をした精悍な肉体を持つ成人男性。 猟兵たちが大規模な活動を開始する半年程前に得た肉体であり、 人間として活動を始めてからはまだ2年経つか経たないか程度の存在である。 それ故か激しい情動を抱いた経験が今の所ほぼなく、感情の起伏に乏しい面が見受けられるのは 元々の本体から由来した「規律正しい真面目な性格」も起因していると思われる。 (グリモア猟兵としては幸いにして、どんなに凄惨な予知を見ても精神的にダメージを負うことがあまりない) 主に同居人たちとの交流で「最低限の人間らしい振る舞い」は覚えたが、 それでも通常の知性あるものたちが「少なくとも十数年間積み重ねてきたモノ」には未だ至らず 他者の正負問わず強い感情への対処の仕方に戸惑うことも多い。 本体が衝撃や水分に弱い精密機械であることによるものか、人間の肉体を鍛え上げることに拘りを持ち 日々筋トレに励んだ結果、元々恵まれていた体格がより一層磨き上げられることとなった。 *■器物として 本体である懐中時計は重厚な作りで、所謂「ハンターケース型」と呼ばれる文字盤に蓋がついた形状をしている。 蓋にはユリの紋章が刻まれダイヤ形のルビーが嵌め込まれており、鎖の先にはピン・バーがついている。 文字盤の数字はローマ数字で、凝った意匠の長針と短針が特徴的。動力は手巻き式。 蓋を開くと裏面に癖のある文字で「Nikolaus=Bergstein」と彫り込まれており、 ニコが人間の身体を得て姓名の必要性を知った時にこの銘をほぼそのまま名乗ることとした。 元々はごくごく普通の「無銘の懐中時計」だったのだが、最初の所有者がこの銘を入れたことから強い魔力が宿り 幾多の人々の手を渡り歩いていくうちに蓄積された魔力はどんどん強大なものとなっていき、 また正確な時を刻むべく代々の持ち主が日々ネジを巻くという行為がしばしば愛着につながり 様々な思いをもその身に受けた懐中時計は、最後の持ち主がアルダワ魔法学園の地下迷宮で力尽き朽ち果て 運命を共にするかと思われた時に偶然金目の物を物色しにきたフェアリーの探索者に「発掘」され、 ネジを巻かれ再び時計として時を刻み始めると同時に、ヤドリガミとして人間の肉体をを持つに至った。
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