PBWめも
蓮・紅雪
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◆出生 A&Wの辺境、雪深い森の村出身(現在は廃村)。 当時、村は『銀の魔女』と呼ばれる女性によって統治されていた。 銀の魔女の名はルナ。 彼女もまた、猟兵だった。 村には他に二名の猟兵が常駐しており、それが紅雪の両親だった。 父親は時影、母親は鈴音。 時影はオブリビオンとの戦いで命を落としたが、その時、鈴音のお腹には紅雪がいた。 紅雪が鈴音のお腹にいる時に、オブリビオンから『紅鬼浸食』というユーベルコードを受け、母子共に呪い状態となった。 鈴音はその呪いにより『感情が高ぶると紅鬼(こうき)に変身し、目に映るすべてを破壊する』という体質になってしまう。 鈴音を心配したルナは、彼女を自身の館の一室に招き入れた。 地下にあるその部屋は、ルナのルーベルコードで生成された『常春の国』となっており、『紅鬼浸食』の効力を弱める結界となっていた。 鈴音は安心して紅雪を生み、二年間、ルナと協力して紅雪を育てた。 しかし、二年目の冬。 強大なオブリビオンの襲撃により、今度はルナが呪いを受けてしまった。 ルナは所謂『闇落ち』して、オブリビオンと共に村を去ってしまう。 彼女の加護がなくなったことで、鈴音の『紅鬼浸食』が暴走し、彼女は鬼となって村で暴れ狂った。 そのことを予知したグリモア猟兵によって、猟兵が派遣され、村の被害が小さいうちに鈴音は討伐された。 村には次の統治者が決まり、紅雪の処遇が検討された。 『紅鬼浸食』の脅威を目の当たりにした村人たちは、どこかに閉じ込めてほしいと懇願。 統治者はそれを受け入れ、再び『常春の部屋』の結界を張って紅雪を閉じ込めた。 そして猟兵を雇い、彼女が外へ出ないよう監視させた。 紅雪は猟兵たちから食事と本を与えれられるのみで、孤独な小児期を送ることとなる。 本からの偏った知識のみで成長した感情も希薄な彼女を、彼らは哀れに思いながらも、呪いを恐れて関わろうとしなかった。 本の知識から、紅雪はついに『紅鬼浸食』を押さえる術を身に着けた。 しかし、彼女はそのことを誰にも告げなかった。 ただ、静かに、『常春の部屋』で本を読み続けた。 十五歳になったある日、外界からやってきたアイビスにより、外の世界へと旅立つことになる。 頑なに外へ出なかった紅雪が、何故彼女に着いて行ったのか……紅雪自身よくわかっていない。 ◆外の世界へ出てから アイビスから二年間かけて「普通に生活するための知識」を教えてもらい、ようやく世間に出られるようにはなった。 元より文学少女ということもあり、口数は少なく、話すこともニガテではあったが、『人見知り少女』くらいまで成長できたのである。 アイビスへの恩情(?)はぐんぐん成長し、アイビスに危害を加えるものには容赦がない。 とあるオブリビオンとの戦闘でアイビスを傷付けられて暴走した際、右角が折れた。 (アイビスにはめちゃくちゃ叱られた) ◆ここ最近の出来事 猟兵として激しい戦いを繰り返すうちに、『紅鬼浸食』は別のものへ昇華していた。 それは、別の鬼を作る作用。 紅雪の中に、もうひとりの鬼が出現したのだ。 『紅鬼浸食』を操るオブリビオンは、元は『鈴蘭ノ君』と呼ばれる羅刹だった。 原始(オリジナル)の鬼でもある鈴蘭ノ君は、鈴蘭型のランプで死霊を操り、捻じくれた角で雷撃を操る、恐ろしい能力を秘めた羅刹。 白い髪に鈴蘭色の着物を纏った、無邪気な少女だった。 彼女が、紅雪の中に覚醒した。 紅雪が熾烈な戦闘をすればする程、意識は鈴蘭ノ君に奪われていく。 ◆一部装備のあれやそれ 『黒紅の刀』 父親である時影の愛刀だった妖刀。刀身は黒曜石で出来ている。 持ち主の恐怖を払う、という能力を持っているため、ある程度危険な場面でも臆することなく突っ込んでいける。 『薄紅の指輪』 母親である鈴音の形見。優れた死霊術士だった彼女が愛用していただけに、かなり安定して死霊を操ることが出来る。 『夕凪』 血と魔力によって生成される鎌。硬質なものを、容易く斬り裂く切れ味を持つ。 紅雪がキレた時のみ使える技。 『紅彩跡』 紅鬼浸食の証。紅鬼の力を引き出すことが出来る代償として、痛みが伴う。 『赤い果実』 怪しい露店で紅雪が購入した果物。 グリードオーシャン産で、『食べるとパワーも魔力も倍増』『食べてもなくならない』などから、メガリスなのでは……という声も上がっている。 ◆守護霊:雪華(せっか)と紅雨(こうう) 故郷に生息していた『炎狼』と『氷狼』は、故郷の人々と共存していた。 その中で、紅雪の母親である鈴音に懐いていたのが、雪華と紅雨だった。 猟兵として戦闘に赴く彼女に付き従い、彼女を守って戦死した二匹は、死にきれず死霊となった。 鈴音は彼らの想いを受け止め、自分と同じように猟兵として生まれて来た紅雪の守護霊とした。 雪華も紅雨も非常に甘えん坊。 非戦闘時に呼び出すと、子犬のように紅雪にじゃれる。 戦闘時は戦闘マシーンだが、紅雪にやる気がないと一緒にダレる。 雪華は魔力が高いため、氷のブレスや、氷属性の魔法を操って戦う。 補助に回ることが多いが、接近戦も可能。魔力を纏った牙で、素早さを生かした戦い方をする。 紅雨はパワーとスピードが高いため、牙や爪による接近戦が多い。 かなりトリッキーな動きで、敵を翻弄しながら戦う。雪華と同様に、ブレスを吐くことも出来る。属性は火。 ◆好きなもの 紅茶やお菓子にハマり、ティータイムは欠かせない。 お菓子作りは得意で、薔薇の砂糖漬けは毎年作っている。 お菓子作りは良くても、普通の料理はイマイチ。 『苺の炊き込みごはん』など、不思議な料理ばかり作って振る舞っている。 尚、食べた面々は酷い反応だった。 ◆ニガテなもの 辛いもの(キムチ鍋で酷い目にあった) 暑さ(↓のシナリオ参照) https://tw6.jp/scenario/show?scenario_id=21078
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