PBWめも
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―――石造りの地下室。 人気も生活感もない、儀式の為だけに造られた場所。 6つの燭台と1つの触媒の台座。 中央にはサークルが描かれている。 コツコツと音を立てて歩きながら、燭台に1つ、1つ血のように赤い宝石を乗せていく。 「"赤蝕"、"白弱"」 昔のことを思い出しながら燭台に乗せていく。 「"神薙"、"燈灯"」 既に亡い、子供たちを思い。 「"錆蜘"、"共引"」 燭台に乗せおわり、定位置に立ち。 「"求塚"」 魔力を励起させ、燭台に乗せた宝石と同調させていく。 「七つの血族、七つの魔力。ガイアよりアラヤへ繋ぐ。」 迸る魔力を灯し、詠唱(ことば)を紡ぐ。 そ そ 「素に銀と鉄。祖に血と契約の支配者。」 「降り立つ風には壁を。」 ドクンドクンと脈打つナニカを感じる。 しほう さんさろ 「四方 の門は閉じ、王冠より出で、王国に至る 三叉路 は循環せよ。」 みたせ みたせ みたせ みたせ みたせ 「閉じよ。閉じよ。閉じよ。閉じよ。閉じよ。」 「繰り返すつどに五度。」 とき 「ただ、満たされる 刻 を破却する。」 久しく感じなかった息苦しさを感じる、脈打つソレが破裂しそうな勢いで鼓動して。 錆び付いた血流が激流のごとく流れて。 ぶちり、ぶちりと音を立てて千切れていく。 「――――告げる。」 なんじ 「 汝 の身は我が下に、我が命運は汝の剣に。」 ことわり 「聖杯の寄るべに従い、この意、この 理 に従うならば応えよ。」 口腔から声と共に吐き出される血。 痛みに流れる涙の代わりに流れる血。 全身を軋むような、砕かれるような激痛を走らせながら、赤い魔力が炸裂して。 ここ 「誓いを此処に。」 とこよ すべ 「我は 常世 総ての善と成る者。」 「我は 常世 総ての悪を敷く者。」 なんじ さんだい ことだま まと しちてん 「 汝 三大の 言霊 を 纏う 七天」 「抑止の輪より来たれ、天秤の守り手よ―――!」 赤い魔力が紫に、青に変化して。 余剰魔力の奔流が、視界を埋め尽くす閃光へと変わる。 閃光が収まるその先に、軋む体を動かして。 人影へと歩みを進める。
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