PBWめも
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J(ジェイ)・ランス設定
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*『J・ランス』 -幾重にも積層された情報の残滓、骸の海より彼は生まれた。キマイラフューチャー前の世界にて存在したアニメ、[シュバルツ・ローヴェ]のキャラクターを模して生まれた彼は、自らをランスと定義づけ、様々な情報を集めて回った。元になった存在の特性上、男性的であることから闘争を好み、武力を愛し、自らが傷つくことがない故に幼く育ち、故に、全ての感情は模倣である。対になるオブリビオンを殺し、悲しみを知るまでは。 *特徴 -彼は自然発生したバーチャルキャラクターで、有象無象の事象的スクラップの継ぎ接ぎで構成されている。見た目は小年のそれであるし、シールされていはいるが、その質感は人のそれではなく、むしろサイボーグ体に近い無機質である。目は赤く金髪で、少年然とした恰好をしている。これは彼の精神年齢から基づくものであり、目立ちたがりで自己顕示欲の表れであるといえる。何かしらの能力使用時は目が無機質な虹色を帯び(CDディスクの情報面のように)、電脳世界より、電脳魔術を通してから様々な事象を呼び寄せる。 *第四の壁と行動について -彼は自らを被創造物であると認識しており、一種の狂気状態であるといえる。ゆえに、第四の壁(いわゆる"私の"地の文)とのある程度の会話が可能である。もちろん、他者からはひどい独り言ごとに見えるし、彼自身もこの狂気を認識している。しかしながら、この狂気は非常に便利であるし有用であるから、彼は使用をいとわない。しかしメタであるこの事象を変えることは、物語の登場人物としてわきまえている。また、決まった事象を変えることは彼とて無理であり、文句を言いながらも追随するだろう。 *キマイラフーチャーへの顕現 -彼の核である意思は、一言で言えば外界からの来訪者である。しかしながら、このキマイラフュ-チャーでの顕現で、その制限は顕著になる。アニメ[シュヴァルツローヴェ]のキャラクター・ランスの設定に即した姿ではあるが、ほぼすべての能力は制限され、適用されたのはほんの一握り。 「まあ、なんとかなるっしょ!?」 -などと大見えを切ったものの、無い袖は振れないのである。とりあえず会話を楽しみつつ、各機能を最適化させていこうというのが当面の目標となった。 *各機能(フェーズ) -*フェーズ0:黒獅子(シュバルツ・ローヴェ) --現状。少なくとも、フレーバー的なことは可能ではあるが(実体の構成、再構成など)、ダメージをうければ損傷するし、やはり痛いものは痛い。攻撃方法は間接的なものが多く、主に電脳魔術による事象干渉による攻撃を行う。また固定された種族的に、電脳魔術とアームドヒーローを組み合わせた重装形態、ヘビーアームド・ウェポナイズというユーベルコードや、グッドナイス・ブレイヴァー、エレクトロレギオンといったドローン作成などが行える。これらはそのうちアップデートされるだろう。武装は随時更新。 ---#対戦車/対化物用30mmガトリング砲:3m程度に切り詰められたガトリング機関砲。空間固定して運用するので、本人が持つことはない。 ---#630mm電送砲(ブリッツカノーネ):電脳魔術による電磁仮想砲塔展開によって、高密度のプラズマを発射する兵装。対艦用とされる。 ---#慣性制御術式(ワード・オブ・イナーシャ):金色のマフラー状の書物。事象より慣性の概念を呼びよせ、装備した対象と接続する。接続されれば、フェーズ1へと移行する。 ---#重力制御術式(ワード・オブ・グラヴィティ):重力/引力の概念を制御するためのプログラム術式。マフラー型の慣性制御術式を推し進め、プログラムとして小型化を推し進めた代物。彼は、概念を掌握すべく動きだした。 ---#獅子の牙(シュトースツァーン):度重なる戦闘によって、小規模の戦闘にも対応する必要がでてきた。よってゲリラ的対応の出来るよう、自身の腕を硬質化、ブレードとするよう改造した。 -*フェーズ1:高貴なる獅子(イドラー・ローヴェ) --ユーベルコードによって励起される形態。本来この状態は、獅子の鬣を彷彿する金色の荷電粒子加速帯であり、マフラーのように装備される。はずなのだが、より強化されて魔術的な要素を併せ持つに至った。慣性の概念制御である。つまるところ、自身の運動エネルギーを慣性の概念制御することによって、様々な高機動・高運動性を可能にするのである。本形態をもってフェーズ1は完成をみた。ユーベルコードとして登録されている。 -*フェーズ2:切り裂く黒獅子(シュバルツローヴェ・ツェアライセン) --理想の形態(所謂真の姿)である。電脳世界より自身の半身である3m級対艦当刀「ツェアライセン」を呼び出し、融合、人型形態へと変形する。体が大きくなるためか、精神年齢も一時的に高くなる。 ---#3m級対艦当刀「ツェアライセン」:本機の主武装であり、本機そのもの。剣が剣を振り回す形となるが、どちらも本体であるためにすぐさま可変→格闘となるため、隙は少ない。 ---#重力砲刀:4本の腕部に内蔵された装備。30m近辺を破断するため、砲刀と呼ばれる。 ---#電送誘導弾(ミサイル):電脳魔術によって無限生成される小型対空ミサイル。一度の発射には限りはあるが、彼のエネルギーが尽きるまでは無尽蔵である。 -*フェーズ3:反逆の獅子(ユーダス・ローヴェ) --最終形態。フェーズ2を推し進め融合した姿であり、色は逆に白く反転し、金髪は3mの身体に相応しいほどに伸びる。彼がJと言われる所以の形態でもある。電脳魔術士よりもアームドヒーローの面が強く出ている。主に格闘戦向けの調整・強化がなされている。なお、より二対あった腕は一対となり、もう一対の腕は肩部装甲として固定化される。また、機体剛性強化のために変形はオミットされ、より有機的なデザインになる。 ---#次元破断剣×2:主兵装。見た目はただの手刀だが、意識の範囲内の対象を任意で切り裂く装備である。 ---#次元破砕砲×2:肩部に固定化されたもう一対の腕の使い道。意識の範囲内の対象を、周囲の空間ごと吹き飛ばす装備。 -*フェーズ0.5:子獅子 --主に対コミュニケーション用の状態。SD形態。最も戦闘能力が低く、UCも扱えない為にセーフティも兼ねる。しかしアイテムは使える為、戦闘能力がないわけではない点に注意。しかし、バランスが悪いので戦闘には向かず、大体自滅する。感情演算と対人における情報収集に特化している。 *『シュバルツローヴェ』 -J・ランスが登場する物語である。内容は、一人の探偵が陰謀にまきこまれ、それを解決する中で成長し、人類の未来を切り開こうとして行くというものである。J・ランスなる人物は、その中でトリックスターとして描かれており、主人公の探偵に力を貸したり、ある時は敵対したりと、ひっかき回す役割が主であった。 -残念ながら、本物語は打ち切られてしまっているが、この物語が本来の終焉を迎えるとき、彼の生まれた意味も分かるかもしれない。 *その他 -化学系統に特化した人格からなのか、オカルト系にめっぽう弱い。魔法が使えるにもかかわらず、である。これは理解の及ばないものを恐れる事への模倣であるが、本当に模倣なのかというくらいに恐れる。たまにセーフモード(気絶)になる事も。 -彼に、本来の怒りというものは存在しない。たとえカッとしたものであっても、すべては人の模倣である。そんな彼が本気になるときは、表情が消え、丁寧口調になるときである。これは出力を感情表現にそそぐ余裕がなくなった証であり、すなわち、そのときの全力機動が行われる前兆でもある。 -彼の意識は電脳世界が由来であるが、彼の対となる存在が存在する。それは骸の海由来の魂であり、オブリビオンであるという事である。
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