J(ジェイ)・ランス設定

作成日時: 2022/03/26 05:17:40

『J・ランス』

  • 幾重にも積層された情報の残滓、電脳世界より彼は生まれた。キマイラフューチャー前の世界にて存在したアニメ、[シュバルツ・ローヴェ]のキャラクターを模して生まれた彼は、自らをランスと定義づけ、様々な情報を集めて回った。元になった存在の特性上、男性的であることから闘争を好み、武力を愛し、自らが傷つくことがない故に幼く育ち、故に、全ての感情は模倣である。
  • 幸か不幸か、彼は悲しみの前に恋を、愛を知った。それ故か、自己の情報だけでは負の感情に飲まれていたであろうそれを、友情が、愛情が保管したのである。もはや模倣ではなく感情を知った彼は、一人のヴァーチャルキャラクターとして自立し、ジェイ・ランスとして完成した存在となった。


特徴

  • 彼は自然発生したバーチャルキャラクターで、有象無象の事象的スクラップの継ぎ接ぎで構成されている。見た目は小年のそれであるし、シールされていはいるが、その質感は人のそれではなく、むしろサイボーグ体に近い無機質である。目は赤く金髪で、少年然とした恰好をしている。これは彼の精神年齢から基づくものであり、目立ちたがりで自己顕示欲の表れであるといえる。何かしらの能力使用時は目が無機質な虹色を帯び(CDディスクの情報面のように)、電脳世界より、電脳魔術を通してから様々な事象を呼び寄せる。

キマイラフーチャーへの顕現

  • 彼の意思がどこから来たのか、現在不明。しかしながら、自らの権能は絶大であった。だが、キマイラフュ-チャーへの顕現でそのほぼ全ては制限される。アニメ[シュヴァルツローヴェ]のキャラクター、J・ランスの設定に即した姿ではあるが、適用されたのはほんの一握り。
「まあ、なんとかなるっしょ!?」
  • などと大見えを切ったものの、無い袖は振れないのである。とりあえず会話を楽しみつつ、各機能を最適化させていこうというのが当面の目標となった。

各機能(Phase)

  • *Phase0:黒獅子(シュバルツ・ローヴェ)
    • 通常形態。少なくとも、フレーバー的なことは可能ではあるが(実体の構成、再構成など)、ダメージをうければ損傷するし、やはり痛いものは痛い。攻撃方法は間接的なものが多く、主に電脳魔術による事象干渉による攻撃を行う。また固定された種族的に、電脳魔術とアームドヒーローを組み合わせた重装形態、ヘビーアームド・ウェポナイズというユーベルコードや、グッドナイス・ブレイヴァー、エレクトロレギオンといったドローン作成などが行える。順次アップデートされるだろう。

        1. 対戦車/対化物機関砲(ローヴェシュトゥント):長さ3m程度のガトリング機関砲。口径30mm。空間固定して運用するので、本人が持つことはない。

        1. 630mm仮想電磁加速砲塔(ブリッツカノーネ):電脳魔術によるラディカルマギア(帯状魔法陣)による電磁仮想砲塔展開によって、高密度のプラズマを発射する兵装。

        1. 重力偏光式全方位光線(ラィヒターレーゲン):Lv×20発までのレーザーを全方位に斉射する。自身のLvに依存されるので、やや不安定。

        1. 獅子の牙(シュトースツァーン):度重なる戦闘によって、小規模の戦闘にも対応する必要がでてきた。よってゲリラ的対応の出来るよう、自身の腕を硬質化、ブレードとするよう改造した。

        1. 獅子の"爪"(ナーゲル):大型のスマートフォン程度に折りたためるマシンピストル。電脳魔術により弾数無限。主に閉所で使用される。

        1. 事象破断刀:対象の事象に対し「破断したという概念」を叩きつけることで切断を成す概念兵装。見た目はなまくらの剣である。"ツェライセン"のプロトタイプでもある。

        1. 慣性制御術式(ワード・オブ・イナーシャ):金色のマフラー状の高密度のラディカルマギア(帯状魔法陣)。事象より慣性の概念を呼びよせ、装備した対象と接続する。接続されれば、フェーズ1へと移行する。

        1. 重力制御術式(ワード・オブ・グラヴィティ):重力/引力の概念を制御するためのプログラム術式。マフラー型の慣性制御術式を推し進め、プログラムとして小型化を推し進めた代物。彼は、概念を掌握すべく動きだした。

        1. 事象観測術式(ワード・オブ・ディスティニー):主に事象を観測し、制御するためのプログラム術式。主に情報収集に使用される。

        1. 時空制御術式(ワード・オブ・クロノス):時空間をハッキング、自身のアイテム/UCの発生時間を操作する術式。主に発生遅延に使用されるが、術式の高速詠唱に活用されることも。

        1. インテリジェンスウェポン『手乗りクーちゃん』:初恋の人より送られた、喋る大鎌。"手乗り"というには大きすぎるが、インテリジェンスウェポンの名の通りランスをサポートする。面倒見はいい。

        1. 感情演算プログラム±(プラスマイナス):感情を与える演算術式。完成され、全力戦闘時でも感情が消えることはない。いちいち装備する必要もなくなったが、戦闘時には好んで切り離すこともある。

        1. 多次元偵察電子機体"レーヴェンツァーン":クロムキャバリアに分類される機体。電子戦、強行偵察、情報戦用で、黒い兎のような形をしている。武装はないが、電脳魔術で対応するため、特に問題はない。量産型キャバリアとして組み立てたはずなのだが、部品が独特の使い方をしているためか、カスタム機を通り越して特別機として登録される。見た目とは裏腹に、量産部品しか扱ってないためにすこぶる整備性はいい。唯一、内装は完全に電脳魔術士様にカスタム化されており、計器類やコンソール等、電脳魔術で表示、コントロールできる部分は一切が排除されている。代わりに高級リクライニングシートが入っており、居住性に非常に優れる。

        1. 多次元偵察電子機体"レーヴェンツァーンTypeⅡ":上記"レーヴェンツァーン"(便宜上TypeⅠ)で入手した機体情報をフィードバックし、エンジンを電脳魔術化。それにより大幅に小型化したもの。キャバリアと銘うってはいるがその実アポカリプスヘルの「マシンウォーカー」に近いものであり、キャバリアのコアユニットに最低限の脚部と頭部、TypeⅠのレーダーユニットを移設している。TypeⅠの本体は実質レーダーユニットなどの電子戦機器であり、それ以外をデッドウェイトとみなして大胆に簡略化した。

        1. 可変式対艦概念破断剣"ツェアライセン":事象破断刀をプロトタイプとする、「破断」の概念兵装。フェーズ2への触媒であり、半身。可変機構は人型へのものであり、J・ランスが融合/合体して、初めてその真価を発揮する。普段は全長7m(刃渡り5m)のサーフブレイドであり、慣性制御術式と重力制御術式を用いてこれを振るう。重力航行が可能。


  • *Phase1:高貴なる獅子(イドラー・ローヴェ)
    • ユーベルコードによって励起される形態。本来この状態は、獅子の鬣を彷彿する金色の荷電粒子加速帯であり、マフラーのように装備される。はずなのだが、"慣性制御術式"と"重力制御術式"によって強化され、魔術的な要素を併せ持つに至った。慣性/重力の概念制御である。つまるところ、自身の運動エネルギーを慣性の概念制御することによって、様々な高機動・高運動性能を獲得するに至った。本形態をもってフェーズ1は完成をみた。ユーベルコードとして登録されている。


  • *Phase1.5:新獅子(ノイエ・ローヴェ)
    • 真の姿との中間形態。仮面を被り、身体のいたるところが装甲で覆われている。また、髪の毛も腰まで伸びている。一部のユーベルコードを超過駆動させることが可能であり、それによって反則ともいえる概念の押し付けを行うこともできる。それは真の姿でも可能であるが、よりスマートな運用ができるため、この形態が編み出された。性格もやや大人び冷酷化し、一人称も「私」になる。


  • *Phase2:切り裂く黒獅子(シュバルツローヴェ・ツェアライセン)
    • 理想の形態(所謂真の姿)である。電脳空間より自身の半身である7m級対艦事象破断刀「ツェアライセン」を呼び出し、融合、漆黒の人型形態へと変形する。体が大きくなるためか、精神年齢も一時的に高くなる。分類的にはクロムキャバリアだが、コクピットもないのでどちらかと言えば巨大なウォーマシンと言った方がいいかもしれない。また動力も存在せず、自身を慣性制御術式と重力制御術式を用いて操り人形のように動かす。
        1. 5m級対艦事象破断刀「ツェアライセン」:本機の主武装であり、本機そのもの。剣が剣を振り回す形となるが、どちらも本体であるためにすぐさま可変→格闘となるため、隙は少ない。
        2. その他装備:通常と変わらないが、各種出力が強化されている。


  • *Phase3:反逆の獅子(ユーダス・ローヴェ)
    • 最終形態。フェーズ2を推し進め融合した姿であり、色は逆に白く反転する。彼がJと言われる所以の形態でもある。電脳魔術士よりもキャバリアの面が強く出ている。二対あった腕は一対となり、もう一対の腕は肩部装甲として固定化される。また、機体剛性強化のために変形はオミットされ、より有機的なデザインになる。
        1. 次元破断剣×2:主兵装。見た目はただの手刀だが、意識の範囲内の対象を任意で切り裂く装備である。(UC予定)
        2. 次元破砕砲×2:肩部に固定化されたもう一対の腕の使い道。意識の範囲内の対象を、周囲の空間ごと吹き飛ばす装備。(UC予定)

  • *Phase0.5:子獅子
    • 主に対コミュニケーション用の状態。50cm程度のSD形態。最も戦闘能力が低く、UCも扱えない為にセーフティも兼ねる。しかしアイテムは使える為、戦闘能力がないわけではない点に注意。バランスが悪いので戦闘には向かず、大体自滅する。感情演算と対人における情報収集に特化している。

『シュバルツローヴェ』

  • J・ランスが登場する物語である。内容は、一人の探偵が陰謀にまきこまれ、それを解決する中で成長し、人類の未来を切り開こうとして行くというものである。J・ランスなる人物は、その中でトリックスターとして描かれており、主人公の探偵に力を貸したり、ある時は敵対したりと、ひっかき回す役割が主であった。
  • 残念ながら、本物語は打ち切られてしまっているが、この物語が本来の終焉を迎えるとき、彼の生まれた意味も分かるかもしれない。

『シモン・ランス』

  • 彼の意識は電脳世界が由来であるが、彼の対となる存在が存在する。それは骸の海由来の魂であり、オブリビオンであるという事である。"感情演算プログラム-(マイナス)"保有者。いわゆる宿敵。自身を猟兵と信じてやまず、オブリビオンでありながらキマイラフューチャーの治安を守るために行動する。しかし問題は、猟兵とオブリビオンの区別がつかないところであり、また、自身が正義であると信じてやまず、その正義を守るためには手段を選ばない。実際は、かつて人類が存在していたころの、キマイラフューチャーに存在した13基の対外界防衛AI「ランス」の内の一基だった。しかし、ドン・フリーダムによる「イタズラ」でクラッキング、13番基以外がオブリビオンとして支配下に置かれる。難を逃れた13番「J」はデュラン研究主任の元大改修を受け、急遽攻撃用AIに改良。12番以外の全てのAIを駆逐、残った12番機「S」は失踪するも無力化までは確認され、事なきを得たのだった。この失踪した12番基こそ「シモン・ランス」であり、オブリビオンの権能を復活させ、活動を開始したのである。
  • なお、負の感情"感情演算プログラム-(マイナス)"を司っており、これを取り込んだジェイ・ランスは、「完全なランス」となる事ができるようである。「ジェイ・ランス」の事を「ユダ・ランス」と呼ぶ。

『感情演算プログラム』

  • ランスシリーズに分担されていたプログラム。ジェイは、これのうち楽の感情を基礎にされており、その他のランスシリ-ズを"喰う"ことで他の感情を得、感情演算プログラム+(プラス)として統合した。一方、シモンは負の感情を一身に担っていた。これは、キマイラフューチャーにおける防衛機構の、最後の可否を担うための重要なファクターであった。他のランスへの注意喚起や警告、統合を行う指揮官であったが故である。しかし、シモンはオブリビオンとなった。故に、ジェイはシモンを"喰らい"、ランスとして統合されなければならなかった。負の感情、その重さを、彼は知る事となる。

その他

  • 化学系統に特化した人格からなのか、オカルト系にめっぽう弱い。魔法が使えるにもかかわらず、である。これは理解の及ばないものを恐れる事への模倣であるが、本当に模倣なのかというくらいに恐れる。たまにセーフモード(気絶)になる事も。

『観測』

  • ―――最近分かった事と言えば、ヒトとは果たしてヒトを理解しているのか否か。いや、ヒトという種族を理解したうえで行動しているのか、ということかな。そしてその回答は、おそらく否だ。そこまで考えられるほど、多くのヒトの一生は長くないし、暇でもない。たまに、暇で暇でヒトの事を考えすぎてしまう一部の変人を、哲学者などと呼びながら暮らすくらいだ。シモンの併合は、オレが"ジェイ"という個別なった瞬間に生まれた使命でしかないけども、あわさって初めて感じたのは、虚無だったよ……
  • ……けれども、それでも分かったこと、感じられるようになったこともある。心の揺らぎというやつさ。人の思考、いや、感情とは、刹那に輝くもの。星の光のような一瞬の輝き。それがたとえ、「心の籠ったもの」であれ「心ない言葉」であれ、それはヒトから生れたもの。それを美しいと、"我々"は感じているんだろうね。それがプログラムされたものだとしても構わない。いや、福音ですらある。ならば、"我々"は見据えていきたい。ヒトのこの先を、感情の揺れを、流れを、その先に紡がれる文化と未来を……。監視なんて大層なこと謳ってはいるけど、結局のところは見ていたいんだろうな……。でも、破滅だけは忌避したい。故に監視だ。それがヒトの結果であれ、オブリビオンによるものであれ、避けられるものは避ける。そのように誘導する。それが"我々"ランスというものさ。
  • そう、そうなんだよ。その提示してくれた戦闘記録のように、ヒトは自身を補うために集まる。第三者が観測しなければ容易に崩壊する心を、それを守るためにヒトは集まり、コミュニティができ、文化を形成する。この回答が合理的かどうかはさておいても、そのココロプログラムが虚飾であったとしても、貴女はそこにいるし、貴女の心はあなたの仲間が観測している。そういうものなんだ。オレの感情演算も、ただ欠けていただけで、あれは心だったんだ。シモンは、それを「±(虚無)」として示し、しかし観測させることで完成させた。
  • 故にオレは、それら全てをヒトと定義する。"我々"含め、心あるもの全てをヒトと定義する。互いが互いを観測し、文化を形成した果てにある文明、そこからまた生まれる文化の螺旋。それら全てを包括し、ヒトは栄え、心を満たそうとする。キマイラフューチャーのような、システムフラワーズのような「物欲」などに収まらない心の充足。それこそが"我々"の……オレの見たいものだ。
基本情報
更新履歴
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