ウィンディ・アストレイの詳細メモ

作成日時: 2020/09/04 13:54:29

●性格

基本的に温和で、若干几帳面のきらい有り。
折り目正しく礼儀正しく、如何なる時も、礼儀正しい物腰と丁寧語を崩しません。
但し感情の起伏は大きい方で。特に隠す必要が無いのなら、感情を隠蔽する事もありません。
また(物理的環境ではなく精神的な方面での)潔癖症の傾向を持ち、
任務には完璧主義、大団円志向の面を持ってあたります。

一人称は『ボク』ですが、真の姿を晒した時のみ『私』に変化します。
二人称は如何なる時も、代名詞で無ければ『(姓ではなく)名+さん』です。


●服装

普段着は別途記載しない限り、最初の三点セットで描いて頂いたイラストの服装です。
インナーに、装備品の『サモンアーム・ナノウェア』を着用。
このナノウェア(イラスト化は未定ですが、セパレートタイプを想定しています)が、下着を兼ねています。

戦闘パートや『冒険』パートで、戦闘やアクションが必要な場面では
先述の『サモンアーム・ナノウェア』の機能で、装備品を召喚。
身体のラインにフィットするボディスーツに装甲を纏った姿になります。
装備召喚イメージは『魔法少女リリカルなのは』シリーズや『戦姫絶唱シンフォギア』シリーズの様に
『ナノウェアを核に、着衣とボディスーツ及び装甲を入れ替える』タイプの装着方法です。
装備の装甲イメージは、後日イラスト化して頂く予定ですが
『仮面ライダー』系の様な、全身装甲タイプの戦闘服よりは
『MS少女』や『V.F.G.』の様な『素体スーツの上に装甲を纏う』タイプを想定しています。

真の姿は、流線型かつ鋭角的な白い全身鎧を纏った様な姿で
(後日、イラスト化をお願いする予定ですが…イメージは、ブラスターテッカマンブレードやサイバスターです)
普段時と体格は大差ありませんが、身長は大きく(170cm後半から180cm前半まで)伸びます。
(比較的細身で長身の体格とイメージして下さい)


●装備

各装備の動力源は、ウィンディの体内に埋め込まれた動力炉から得ています。
この動力炉が精製するエネルギーは所謂『純エネルギー』の為
(光や音波、熱エネルギーや電気など、物理エネルギーに変換される前のエネルギー)
各装備を他人が使用しようとしても、このエネルギーを再現するのはそれなりに厄介な上
ウィンディのサイキックエナジーが起動キーとなっている為
他者が装備を盗用するのは、それなりに難しくなっています。
尚、この動力炉はあくまでも『各装備に動力を供給する為にのみ存在する』装置であり
ウィンディの普段の生命活動と維持には一切関与しません。
生体部位の生命維持に必要な(強化生体製の)心臓は、動力炉と別に存在します。

以降、各装備の解説です。

・総合外部センサ・システム
アイボールセンサー(要するに自身の眼球)及び、耳部を構成する複合センサーを総合した
ウィンディ自身が外界を認識する為のセンサーシステムです。
基本設定は、普通の人間が感知可能な範囲の光学・聴覚域程度の感度ですが
意識的にシステムを稼働させれば、人間には感知不可能な波長域の光や音を感知可能になります。
(具体的な波長域は設定しませんが、猟兵の任務に必要以上の高感度を備えていると設定します)
また、耳部アンテナは聴音センサの他に。電磁レーダーや対物ソナー、空間受動レーダー等の複合センサーシステムや
『アカシックレコード』への干渉波動を発する特殊兵装としての役割も備えています。

・機動戦用気密装甲服
ウィンディのメイン防具であり、高精度の気密服でもあります。
身体のラインにフィットする全身タイプのボディスーツに
高硬度の装甲と軌道修正用のバーニア及び姿勢制御用のスラスターを備えています。
イラストに記載される、ボディスーツと装甲は、全てこの装備の物です。
基本的に宇宙用の気密服ですが、機能設定によって水中用のダイバースーツや対ABCスーツ、防疫服としても使用可能です。
スラスターは『Blanches Aile』と同様、ウィンディのサイキックエナジーを作動源にして稼動するので
推進剤等は一切必要としません。

・サモンアーム・ナノウェア
ウィンディのインナーウェアであり、装備類の収納&装着を操作する重要アイテムです。
仮面ライダーの変身ベルトや、魔法少女の変身アイテムに相当すると解釈して頂いて構いません。

・ウィル・オー
『機動戦用気密装甲服』の両肩と左右下腿部外側の装甲内に内蔵された光学兵器です。
各装甲を展開して励起体を露出させ、そこからレーザーを放ちます。
このレーザーは所謂『ロックオンレーザー』で、対象に対してロックオン&誘導能力を有します。
また、放出エネルギーをチャージする事で、威力を増す事も可能です。

・バニシング・フィンガー
普段は『ガンダムアスタロトのサブナックル』や『ダブルオースカイのスカイブレイザー』の様に
右前腕の籠手として存在していますが
展開して右前腕全体を覆い、右手マニピュレーターに接続される事で。右腕全体を振動兵器として機能させます。
イメージ的には『シャイニングフィンガーとアームド・アーマーVNを掛け合わせた』感じで
『右手に分子結合を崩壊させる振動波を発生させて対象を溶断する』というのが、機能としての概要です。
振動溶断機能自体は、シャイニングフィンガーやゴッドフィンガーの様に
右手マニピュレーターに集約されているものの。
攻撃時の映像イメージ的には、シャイニングフィンガーによる必殺シーンより
デルタプラスがバンシィのアームド・アーマーVNに引き裂かれるシーンや
『ARMS』の『騎士』による『ミストルテインの槍での戦闘シーン(特にキース・レッドとの決戦場面)』の方が近いです。
この兵装も振動波を高めてチャージする事で、威力を増す事が可能です。

・バスターライフル
サイズも機能も、基本的には所謂『ガンダム的なビームライフル』です。
デザインのイメージは『ガンダムダブルエックスのバスターライフル』で
比較的簡素で単純なデザインな為、内部構造も単純なので
精度と信頼性、整備性も高い優秀な装備です。
またエネルギーパックとバレルを、薬室と弾倉及び実弾用バレルに換装すれば
実弾を撃つ事も可能、という裏設定も存在します。

・サイバレット・ガトリング
左前腕に装着する、三砲身タイプのガトリングガンです。
但し発射する弾丸は実弾では無く、サイキックエナジーを圧縮したエネルギー弾なので
ウィンディ自身のサイキックエナジーが枯渇しない限り、弾切れは発生しません。
装備形式は『ガンダムNT-1』の様な内蔵型では無く、アルトアイゼンの様な晒しっぱなしの装備です。

・シールドザンバー
ウィンディ自身の身長と大差ないサイズの大型盾です。
『ダブルオーガンダム セブンソード/G』の『GNバスターソードII』がメインイメージで
GNバスターソードIIと同様に、左肩にマウントします。
また、イメージ元の装備と同様に大型剣『ザンバーフォーム』に変形し
ザンバーフォーム時には、ウィンディの身長より更に長大な装備となります。
一応は実体剣ですが、刃の部分にはサイキックエナジーによる理力刃が展開して、斬撃力を更に高め
ユーベルコードによる斬撃力および、刀身の伸長にも対応しています。

・複層次元間量子演算機端末『Akasha-Chronik』
次元と次元の狭間に揺蕩う様に存在している『Akasha-Chronik』親機の端末にして
入出力機器でもある演算機です。
演算システム自体は、ウィンディ自身の強化生体脳の一機能として存在しており
自身で完結するデータを操る限り、別個のハードウェアは必要としませんが
ホログラムディスプレイを表示する為の投影機器や
他者にデータを閲覧させたり、送受信する為の外部ユニットが
センサ・システム内に組み込まれています。

・マルチ・アクセス・ツール
コードやプログラムの製作・起動等には、ホログラムキーボードを用いますが
演算システムは『Akasha-Chronik』端末と同様、
ウィンディ自身の強化生体脳の一機能として存在しています。
機械やコンピュータシステム、それらに類する構造体だけで無く
有機体や生命体に対しても、理論上は侵入可能なシステムです。
電磁波などを用いた非接触ハッキングの他に、
ナノマシンを媒体とした物理接触・侵入や、ハッキングが可能です。

・Blanches Aile
サイバスターのウィングブースターや
オーラバトラーのオーラコンバーターと同列の、
使用者のサイキックエナジーを推進力に変換して飛行する推進ユニットです。
デザインイメージは『サイバスター(精霊憑依Ver)のウィングブースター』や
『ヴァイスリッターのテスラ・ドライブ』となってます。
動作原理の都合、燃料や推進剤が一切必要ないので
プロペラントタンクの類が必要無い分、軽量化と機構簡略化に成功しました。
ただし起動には、それなりに強力なサイキックエナジーが必要となります。

・ファーストエイドキット 
応急手当を主とした、医療キット一式です。
一応スペースシップワールド由来の技術をもって構成されているので
技術的には高度で洗練されたツールが積み込まれています。


●背景設定

Project『ASTRAY』内の研究チームの一派である
『機械との親和性が高い素体の研究』と称して生み出された、
素体用強化生体の一体として誕生。
(『ARMS』のオリジナルARMS適合者や『なのはStrikerS』の戦闘機人がイメージ)
彼女自身は『サイキックエナジーによる生体強化と特殊兵装運用』を研究する為の実験素材として
適合遺伝子を継ぎ接ぎした人造受精卵を急速成長させた『間に合わせの素体』でもあり。
一定以上の素体性能を満たす事が出来なかった『出来損ない』であった為
『適当な手続きをもって廃棄』される事が決定。
『適当な手続き』の最中に、複数人の職員によって『身体検査』を受ける事になったが
その際の職員達の心理状態が流れ込んできた事で錯乱。
当該職員は勿論、隔離フロアに勤務する人間全てを返り討ちにして呆けている最中
偶然、付近を航宙していた艦のクルーの保護を受け、以降はそこで成長する。

尚、年齢は研究施設のデータをサルベージしたパーソナルデータ内の
『設定年齢』を参考としている為、実年齢かは不明。

また、誕生過程で既に強いサイキックエナジーを保有しており
遺伝子内に極々僅かに残された『遺伝子提供者達の残滓』を感じながら成長処理を受け
『些細なノイズ』として処理も受けなかった為。
様々な意味で有り得ない『自身の本当の両親』の存在を信じている…と言うより、妄執している。

『サイボーグとしての』身体構成自体は、比較的オーソドックスな
『生体に機械を組み込んで強化する』物だが、
生体自体を強化する事で、機械との親和性を高めると共に
機械に頼らなくても、充分な身体性能を発揮できる為。
彼女の(強化)生体部分は、全身の八割程に達しており
機械部分は基本的に、オプションパーツのハードポイントや
それらにエネルギーを供給する為の動力炉、
能動/受動センサーシステム系に費やされている。
むしろ強化した生体箇所は、骨格や筋繊維、内臓や循環器系は勿論
脳髄を含めた神経系にまで至っており
大脳は『生体スーパーコンピュータ』としても機能可能。
本来なら電脳系の装置に属する装備をも、脳内に保持・展開している。