ルチャとは
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https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AB%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%AA%E3%83%96%E3%83%AC名前に関して
SantÁngel del futuro(スペイン語)→SaintAngel of the future(英語)
略称はアンヘルなど
ルチャを通じ、正義を為す
過去の記憶あるいは自我というべきものについては「”使命”に目覚めた瞬間」を境界として前後に分けて考えている。即ち、自我も記憶も不明瞭な「曖昧模糊とした”使命以前”」と、記憶の領域を持ち情熱を漲らせた「己の目的を見定めた”使命以後”」である。(ちなみに「その瞬間」は、前時代の映画――白銀マスクの英雄的ルチャドールを主役とした勧善懲悪もの――のエンディング場面を映したテレビウムの前だった)
そして、記録を集めて学習すると同時に「より相応しい肉体」探しを行い、研究と鍛錬の日々を続けて数年の後、新たな同調共生体と出会い、未来の英雄を目指して活動を開始するに至る。それはまた「猟兵」への道でもあった。
同調共生体
キマイラフューチャーで暮らしていたジャガー獣人系の女性(20代前半)で、アンヘルがルチャやプロレスの資料を収集する過程で出会う。本人が前時代のスポーツ・肉体芸術・格闘技の愛好者で多くの資料を所有していた事もあり、並外れた水準の同調率が得られた事から共生体となる。
余談だが、アンヘルは本当の所かの「白銀マスクの聖者」や「千の顔を持つ男」のような男性を理想としていたが、彼女の能力と知識、そして何より情熱と感性の一致を重視し、使命を共にする相棒としたのだった。
ファイトスタイル
ルチャリブレ:リンピオ(善玉)テクニコ(技巧派)
技について 「技名」<検索しやすい俗称>
打撃技
「パターダ」Patada(蹴り)
- 「パターダ・ヴォラドーラ」Patada voladora(飛び蹴り)<ドロップキック>
- 「パターダ・コン・ヒーロ」Patada con giro(回転蹴り)<フライングニールキック><ローリングソバット>
極め技
「ジャーベ」Llave(鍵)
ルチャにおける極め技の総称。腕・腰・足を同時に極めるなど複合技が多く見られる。
- 「カバージョ」Caballo(馬)<キャメルクラッチ>
うつ伏せの相手の背に乗って腰を落とし、両手で顎をロックしてエビ反りに絞るストレッチ技。かつては強力なフィニッシャーとして通用した。
- 「ラ・タパティア」La Tapatía <ロメロ・スペシャル><吊り天井固め>
うつ伏せの相手の両膝裏を踏み込み相手足先を自分の脛に絡めてロックした後、両手首を掴んで後方に倒れ込む勢いで相手の身体を浮かせ、反り上げる複合関節技。
- 「ティラブソン」Tirabuzón(コルク栓抜き)<コブラツイスト>
コブラツイストに代表されるアバラ折り技。
投げ技
「ランセ」Lance (投網)
ルチャの基本技である<アームホイップ>の総称。回転と落差、遠心力を利用した変幻自在のバリエーションがある。
「ティヘラ」Tijera(鋏)
ルチャの基本技である<ヘッドシザース>の総称。足で相手の頭を挟み込み、回転や落差、遠心力を利用して投げる。
- 「コルバタ」Corbata(ネクタイ)<人工衛星ヘッドシザース>
勢いをつけて相手の頭を足で挟み込み、軸回転して遠心力で放り投げる技。
「ケブラドーラ・コン・ヒーロ」Quebradora con giro <風車式バックブリーカー>
走ってきた相手の勢いを利用して回転させながら持ち上げ、膝の上に背中から落とすカウンター技。
「マルティネーテ」Martinete(ハンマー)
<パイルドライバー><ツームストン・パイルドライバー>など頭部を垂直に落とす技をいう。ルチャでは緩衝材・装置の入っていない堅いリングが普通であるため危険なこれらの技はご法度である。
飛び技
「トペ」Tope(先端、突き当たる)
頭から相手へ突っ込む飛び技。<トペ・スイシーダ>など
「プランチャ」Plancha(アイロン)
相手に体を浴びせる飛び技。立っている相手への場合<ボディアタック>、寝ている相手への場合<ボディプレス>を意味する。
- 「ラ・ケブラーダ」La quebrada(アカプルコ名物の絶壁ダイビングに因む)
リングエプロン側からセカンドロープに飛び乗り、反動で場外の相手に<ムーンサルトアタック>を見舞う技。
リング内でやるのが「ラ・ブファドーラ」
固め技
ピンフォールを取るための押さえ込み技。
「ラナ」Rana(蛙)
形態としてはエビ固めにした状態を指す。
- 「ウラカン・ラナ」Huracán rana(創始者ウラカン・ラミレスに因む)<高角度前方回転エビ固め>
背後から相手に肩に飛び乗り、肩車の体勢から前転する落差で相手を丸め込んでエビ固めにする技。
- 「ウラカン・ラナ・インベルティダ」Huracán rana invertida
正面から相手の頭を両足で挟み込み、後転する勢いと落差で相手を丸め込んでエビ固めにする技。
直訳すると「逆ウラカン・ラナ」なわけだが、この技のほうがメジャーになった結果インベルティダ(逆)が略されてこちらの技を「ウラカン・ラナ」と呼ぶ事が多くなった。<ハリケーン・ラナ(米)>