サンタンヘル・デルフトゥーロ(ビバ!未来ルチャ・f13464)について

作成日時: 2019/05/04 14:27:16

ルチャとは

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AB%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%AA%E3%83%96%E3%83%AC

名前に関して

SantÁngel del futuro(スペイン語)→SaintAngel of the future(英語)
略称はアンヘルなど

ルチャを通じ、正義を為す

 過去の記憶あるいは自我というべきものについては「”使命”に目覚めた瞬間」を境界として前後に分けて考えている。即ち、自我も記憶も不明瞭な「曖昧模糊とした”使命以前”」と、記憶の領域を持ち情熱を漲らせた「己の目的を見定めた”使命以後”」である。(ちなみに「その瞬間」は、前時代の映画――白銀マスクの英雄的ルチャドールを主役とした勧善懲悪もの――のエンディング場面を映したテレビウムの前だった)
 そして、記録を集めて学習すると同時により相応しい肉体を求め、研究と鍛錬の日々を続けて数年の後、新たな同調共生体と出会い、未来の英雄を目指して活動を開始するに至る。それはまた「猟兵」への道でもあった。

同調共生体

  • ジャガーさん(仮称)
 キマイラフューチャーで暮らしていたジャガー獣人系の女性(20代前半)で、アンヘルがルチャやプロレスの資料を収集する過程で出会う。本人が前時代のスポーツ・肉体芸術・格闘技の愛好者で多くの資料を所有していた事もあり、並外れた水準の同調率が得られた事から共生体となる。
 余談だが、アンヘルは本当の所かの「白銀マスクの聖者」や「千の顔を持つ男」のような男性を理想としていたが、彼女の能力と知識、そして何より情熱と感性の一致を重視し、使命を共にする相棒としたのだった。

ファイトスタイル

 ルチャリブレ:リンピオ(善玉)テクニコ(技巧派)
  • その他履修技能
    • キックボクシング
    • レスリング
    • 器械体操
 正統派らしく華麗なる技の応酬とスピーディな攻防、巧みなレスリングがモットーだが、「正義の味方」であるからこそシュート(セメント)で負けてはならないとの信念を持つ。その為、キックボクシングから立ち技格闘技術を身に着け、レスリングで基礎格闘能力を高めるのにも余念が無い。

◆ルチャリブレ用語メモ◆

注)以下の用語や解説文は、アンヘル自身の学習と経験から得た知識と解釈であり、そこから生まれたルチャ哲学に基づく為、客観性については保証しかねます。
――「技名」<検索しやすい俗称>

打撃技

 ルチャにおいて、殴る蹴るは「ルード(悪玉)の常套手段」である。正統派のルチャドール(ルチャドーラ♀)にとっては、そうしたルードの猛攻をいかに切り返すかが要点になるが、反撃として用いる事もあれば、華麗な「技」として成立するものもある。

「パターダ」patada(蹴り)

  • 「パターダ・ヴォラドーラ」patada voladora(飛び蹴り)<ドロップキック>
  • 「パターダ・コン・ヒーロ」patada con giro(回転蹴り)<フライングニールキック>

極め技

 ルチャもレスリングから発しており、そうしたグラウンド攻防の軸となるのがジャーベと呼ばれるサブミッション体系である。魅せ技の性質がクローズアップされがちだが、ギブアップを奪える強力な技も多い。

「ジャーベ」llave(鍵)

 ルチャにおける極め技の総称。複雑で無数のバリエーションがあり、腕・腰・足を同時に極めるなど複合技が多く見られる。
  • 「カバージョ」caballo(馬)<キャメルクラッチ>
  うつ伏せの相手の背に乗って腰を落とし、両手で顎をロックしてエビ反りに絞るストレッチ技。かつては強力なフィニッシャーとして通用した。
  • 「ラ・タパティア」La Tapatía <ロメロ・スペシャル><吊り天井固め>
  うつ伏せの相手の両膝裏を踏み込み相手足先を自分の脛に絡めてフックした後、両手首を掴んで後方に倒れ込む勢いで相手の身体を浮かせ、反り上げる複合関節技。
  • 「ティラブソン」tirabuzón(コルク栓抜き)<コブラツイスト>
  相手の下半身をフックし、脇をロックした状態で上半身を捻るアバラ折り系の技をいう。

投げ技

 ルチャの特徴といえば、スピーディなロープワークからの目まぐるしい攻防が挙げられる。動きの中から放たれる変幻自在な「ランセ」や「ティヘラ」が躍動感と無重力感を生み出し、観る者をルチャの世界に引き込むのだ。

「ランセ」 lance(投げ)

 広義には「放り投げる技=ホイップ」になるが、そうした「ランセ」の中核に<アームホイップ>技術がある。組み付きから、ロープワークから、カウンターで、飛び付いて、とあらゆる局面から飛び出し、回転と落差、遠心力を利用した変幻自在のバリエーションがある。

「ティヘラ」tijera(鋏)

 ルチャの基本技である<ヘッドシザース>の総称。足で相手の頭を挟み込み、回転や落差、遠心力を利用して投げる。
  • 「コルバタ」corbata(ネクタイ)<人工衛星ヘッドシザース>
  勢いをつけて相手の頭を足で挟み込み、軸回転して遠心力で放り投げる技。

「ケブラドーラ・コン・ヒーロ」quebradora con giro <風車式バックブリーカー>

 走ってきた相手の勢いを利用して回転させながら持ち上げ、膝の上に背中から落とすカウンター技。

「マルティネーテ」martinete(ハンマー)

 <パイルドライバー><ツームストン・パイルドライバー>など頭部を垂直に落とす技をいう。ルチャでは緩衝材・装置の入っていない堅いリングが普通であるため危険なこれらの技はご法度である。

飛び技

 初めてルチャを知る人にとっては「ルチャといえば飛び技」という印象が強いだろう。特にリング外の相手めがけて飛び出す技は「スイシーダ(自殺)」の名に違わぬ迫力を持ち、多人数マッチでの連続ダイブ(通称”編隊飛行”)などは会場を熱狂させる大イベントである。

「トペ」tope(先端、突き当たる)

 頭から相手へ突っ込む飛び技。<トペ・スイシーダ>など

「プランチャ」plancha(アイロン)

 相手に体を浴びせる飛び技。立っている相手への場合<ボディアタック>、寝ている相手への場合<ボディプレス>となる。
  • 「ラ・ケブラーダ」La Quebrada(アカプルコ名物の絶壁ダイビングに因む)
  リングエプロン側からセカンドロープに飛び乗り、反動で場外の相手に<ムーンサルトアタック>を見舞う技。
  リング内でやるのが「ラ・ブファドーラ」

固め技

 ピンフォールを取るための押さえ込み技。ルチャでは多人数の3本勝負制が基本であり、目まぐるしい展開からの一瞬の固め技が勝負を決める重要なテクニックなのだ。

「ラナ」rana(蛙)

 形態としてはエビ固めにした状態を指す。
  • 「ウラカン・ラナ」huracán rana(創始者ウラカン・ラミレスに因む)<高角度前方回転エビ固め>
  背後から相手の肩に飛び乗り、肩車の体勢から前転の勢いで丸め込んでエビ固めにする技。
  • 「ウラカン・ラナ・インベルティダ」huracán rana invertida
  正面から相手の頭を両足で挟み込み、後転する勢いで相手を丸め込んでエビ固めにする技。
  直訳すると「逆ウラカン・ラナ」なわけだが、この技のほうがメジャーになった結果インベルティダ(逆)が略されてこちらの技を「ウラカン・ラナ」と呼ぶ事が多くなった。<ハリケーン・ラナ(米)>
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