花色衣・香鈴 詳細(随時更新予定)

作成日時: 2020/07/08 23:33:03
花咲き(花憑き)病で花吐き病の女の子。怪奇人間だから、ではなく、何故怪奇人間(短命)になってしまったのかという部分についてを運命・宿命レベルで理解しているらしい。
怪奇人間になってしまったきっかけ自体は齢1桁の頃、どうやら幻朧戦線にも関わりのある組織の非人道的実験に起因する様子。
兎に角草花に異様なレベルで好かれる為、至近距離ですれ違った植物からは必ず種を植え付けられるが花は咲かせど決して実は生らず、当然次代の種も残せない。また、人としての生殖機能も失われている。
「花咲き病は花裂き病」とばかりに体は寄生している植物によりあちこち裂けているものの溢れる血すら栄養にされてしまう為零れることはない。痛みはあるようだが「慣れているので」と淡く笑うのみ。
新たな種を何処からか貰って来た後はどこかのタイミングで発作が来て、咳や嘔吐と共に先に寄生していた植物の花を吐き出しそれが終わると暫くした後に新たな種類の植物と入れ替わる様に枯れ落ちて抜け出る。
花吐き病には『恋』が関わるという噂もあるが本人は「お願いだからその話はしないで」と嫌がる。
一見植物に完全利用されているかに見えるものの、当人曰く「共生状態」とのこと。
都合上、普通の人とまともな場所でまともに働くことが出来ないが猟兵として依頼をこなす中で加工に向いたアイテムを手に入れ、アイテム屋(仮称)に素材として仕入れるのが仕事。
サクラミラージュに暮らしてはいるが既に身寄りはなく、見た目も見た目な上に発作が突然来るので人前に出ることを苦手とする。路地裏などの人気が無い場所が落ち着く場所。
病気の為に体力や集中力があまり無いくせ人に迷惑をかけまいとふらふら歩いて行ってはよく迷子になる。方向音痴というわけではない。

◆容姿
胸くらいまでの黒髪、左肩口で束ねている。一つ結びか三つ編みかは気分らしい。
金木犀色のおっとりした瞳。
痩身、恐らく業病の所為。食も細いが寄生する植物の光合成がある程度補ってくれているらしく顔色はそう悪くも無い。