【TW7】ファギー・ルヴァン/設定【チェインパラドクス】

作成日時: 2024/02/04 20:10:34
●パーソナルデータ
ファギー・ルヴァン Faggy Levin
???年11月1日生まれ 現在21歳
種族:人間(キングアーサー出身者)
メインジョブ:レジェンドウィザード
サブジョブ:モーラット・コミュ『コロロ』

●立ち姿
・テーマ:夜の静かな森に住んでいる魔法使い 可愛さ3割:美人7割くらいの綺麗な大人の女性
・髪:銀色に近い薄めの灰色 エアー感のあるボブで、耳が隠れている
・瞳:暗めの緑色。常に眠そうな印象(※本人は眠くない)瞳のハイライトは薄めor無し
・顔/表情:無表情 目を細めたり、ぼやぁっと佇んでいる
・体型:細身 胸はあるらしい(外見からは見えない)
・服装
 肌の露出は少なめ スッキリした格好
 デフォルト;袖の広がる長袖のボレロ、薄手のセーター、タイト系のロングスカート、編み上げのブーツ

●設定
魔法がそれなりに生活に浸透していた小さな山間の村出身。農耕で生計を立てており、自身も家族の手伝いをしていた。
家族構成は父・母・2つ下の弟の4人家族。
幼い頃、災禍(炎系ドラゴンの襲撃)により故郷も家族を失い、天涯孤独の身。その後、森の奥に逃げ込みツリーハウスを作って暮らしていた。
災禍と遭遇する前は感情豊かだったらしいが、現在ではその面影はなく、ぼんやりとしていることが多い。
なんだか眠そうな印象を受けるが、本人は全くそういったことはない。
人と関わることを避けていた時期が長かったため、話し方はどこかぎこちないが、距離が縮まれば会話する頻度は増えるかも知れない。
静かな場所で過ごすこと、紅茶を飲むこと、本を読むことが好き。
ーー実は動ける人。ほとんどはぼーっとしているが、いざという時は動けるし走れるし、なんなら杖でぶん殴ることもある。
あまりにも長引く時は、語気が強くなり、高速詠唱と共に魔法をぶっ放すとかなんとか。

日本の現代文化(季節行事など)はまだ勉強中。
本やテレビから情報を得てはいるが、知らなかったり間違えたりすることもある。
最近はワッフルが好き。家庭用ワッフルメーカーの購入を検討しているらしい。

水着コンテスト2023にて殿堂入り。
色んな人に見てもらう楽しさを知り、故郷ではできない経験をしたいということでモデルのお仕事をはじめた。芸名は考え中。

●戦闘スタイル
基本:後方支援攻撃
炎属性魔法と植物操作魔法に長けている
次点で水属性魔法が得意
普通のランタンだったものに魔力を吹き込んだことにより、魔法触媒として使えるようになっている
また相棒のコロロと手を組むことにより、多様な闘い方に対応することが可能
コロロの役割
 :偵察、敵の撹乱など

●キーアイテム的存在(※RPによっては設定を変更する可能性があります)
ランタンー【ラ・ルーチェ】
 :かつて生家で大切にしていたクラシカルなデザインがされたランタン。
  災禍から逃れる際、逃げ道を照らせるように持ち出していた。少し錆びているが手入れはしているので使える。
魔法の杖ー不変なる導き【アンリベラルリーダー】
 :魔法を使う際に使用する杖。
  もともと使っていたものはすでに使えなくなっているので、現在使っているのは新たに作ったものである。
  ファギーは魔法使いなのだが、咄嗟の判断で殴打攻撃にも使うことがあるので、結構丈夫な木材から作ってるらしい。
香水ー【from Noire Forest】
 :読み方は「フロム・ノワール・フォレスト」
  プレイヤーが勢いで頼んだファギーの推し香水から作られたアイテム
  トップ:マジョラム、ベルガモット、柚子など
  ミドル:ナツメグ、ゼラニウム、クローブリーフなど
  ラスト:アンバー、パチョリなど
 ※キャラの方向性に関わっていますので、解説など必要でしたらこっそり教えます

●モーラット・コミュ
名前は「コロロ」 ある日、ファギーの家のそばで転がっていたので拾った。コロコロ転がっていたからコロロ。
本来なら浮遊移動するはずなのだが、浮遊移動よりも転がって移動する方が多いらしい。
拾われてからはファギーに懐いたが、油断するとどこまでもコロコロ転がっていくから捕まえるのが大変らしい。
洗われる事は慣れているが、転がりすぎて毛先が黒いところがあり、そこは落ちなくなってしまった。
寒くなるとマフラー代わりになってくれるとかくれないとか。 
知識・思考レベルは小学校低学年くらい。
言葉は発しないが、名前は認識しているようだ。
基本的には名前呼びで、ひらがなによる文字表記で表現
(例: ファギー → ふぁぎー 
   野茉莉さん → のまり など)

=以下、PL視点のメモとお願い=
●RP方針など
 基本はのんびりロールプレイ。エンジョイです。日常中心。恋愛関係はご縁があれば。
 リアル生活優先のため、あまり夜遅くまでの交流RPはできません(頑張っても12時まで)
 また仕事の繁忙期(特にクリスマスと年末年始)になると全く反応できない可能性があります。
 繁忙期多めなので、一応メモに残します。
 なにか約束していた場合、事前にお話するつもりですが、突然連絡途絶えてしまったらすみません…!
 4月後半〜5月上旬:GW期間
 7月後半〜8月上旬or下旬:お盆、夏休み
 12月22日〜翌年1月4日:クリスマス、年末年始
 3月中旬頃〜次年度4月上旬:お彼岸期間など
●感情初期値
デフォルト:「冒険仲間」
旅団:「団長」 団長以外の方は「同僚」「興味がある」
交流を重ねていったあと、今はこう思ってるかなという感じで変更する場合もあります
●交流に際してのNG事項
 GL(女性同士の恋愛)、成年向けの描写(R-18、R-18G)はNGとさせてください。
 水着姿はOK。下着・肌着のみ、ネグリジェはNGです
 ご縁をいただけて恋人関係になった際は、ティーンズラブ程度の描写でしたら大丈夫です。
 また、上記のNGが含まれていなくても、ファギーのイメージを大きく損なわれる可能性があると判断した場合はお断りさせていただきます。(よほどのことがなければお受けさせていただきます)
※当方、過去作品においてトラブルになったことがあり、かなり慎重になっています。※
 アトリエのお誘いに関しましても、上記に当てはまる内容がありますとお断りします(すみません)
 不安心配なところあればご相談いただけると助かります。こちらからも相談すると思います。
●シナリオ、闘技場、アトリエ
 お誘い歓迎です!ぜひお誘いください。
 オプションなどに伴う☆負担増加は特に気にしませんが、一度ご相談いただけますと助かります。
 優先度は【シナリオ≧アトリエ>闘技場】です。
 特に闘技場は☆の余裕次第になります。レベル上げよりみんなと交流したいです。

●プレイヤー:高岡こころ( @touboku_Takaoka )
 何かありましたら、ファギーのお手紙か↑にありますTwitterのDMにお願いします。



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以下、ネメシス形態についてのメモ



それは、まるで、
あの日の惨劇を現したかのようなーー

髪は真っ白かと思えば毛先にかけて炎色に
沈んだ色の瞳には、わずかな光を灯して

すべてを炎に包み、そして真白に還す

もうこれ以上、繰り返したくない
大切なものを奪われるわけには、いかない

ネメシス時の彼女は、いつもより怒りに関しての感情を発露しやすくなっている。
まるで火薬をたくさん詰まった花火玉のように。

「大丈夫。昔と比べたら、私は強くなれた
 この力は、これから救うべき人の為に
 この炎は、生きる希望と道標を示す為に
 奪われたものを全て取り戻すために
 私はこの力を振るってみせます
 そして、いつかは、
 私の夢を、ディルとの約束を取り戻すために」
ーー2022.10.25 ネメシス形態納品
(制作者:光太郎 絵師様)


これは、もしもの姿。
ありえたかもしれない、可能性の具現。
心を喪った少女のなれの果て。
行き場を失い漏れ出た魔力が蔦となり、身体に絡まり、延々と伸び続ける。
少しずつ、侵食され、やがて森の一部になる。
孤独のまま。悲しみと、恐怖を抱えたまま。
「……たすけて、こわいんだ。
 ひとりぼっちは、いやなのに。」
ーーー2023.02.13 納品
(制作者:百日ベニ 絵師様)


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過去のこと


ちらついて、離れない景色
大丈夫。泣かないで。
止まったらだめ。急いで。先に行って。
大丈夫、あとで、また会えるからさ。
ーーまたあとでね、ねえちゃん。



過去を夢見ることがある。
特に、弟のディルを目の前で失った瞬間。
それは、本当にときどきだけど、とても苦しくて苦しくてどうしようもなくて。そういうときは、いつもベッドの布団を握りしめたまま、静かに泣いてしまう。
かつては毎晩悪夢にうなされ、眠れない日々をすごしていたが、現在は大分改善されている。


家族や友人などを奪われ、故郷を失ったとき、当時10歳だった彼女の心は一度『無』となった。
まるで、彼女の心もまた、あの忌むべき竜によって焼き尽くされたように。
通りがかる旅人や商人たち、近隣に住む村人から生活の援助を受けることもあったが、彼女はひとりで生きることを頑なに決めていた。自分とともにいたら、不幸になってしまうーーそんな気がしてしまって。
農業の知識はあったので、必要最低限の栄養源は確保できていたし、それを売ることでわずかな資金を得て野菜以外の物資を調達することもできた。
贅沢を言わなければ、生活はできるから。一生このままでいいと思えてしまった。

コロロと出会ったのは、19歳の誕生日を迎えたあとのこと。
落ち葉まみれになって転がっているところを拾った。
コロロに出会ったことで、なくしたはずの心に灯がともったような気がするーーと、後に彼女は語る。

幼い頃の惨劇からずっと髪は短い。
周りには作業の邪魔になるから、とは言っているが、かつてはその髪を伸ばして綺麗なお姉さんになりたいと言っていたこともあった。
昔を思い出してしまうから、いまのところ、髪を伸ばすことは無意識に拒んでいるようだ。

かつてのファギー・ルヴァンは、大人しくあるものの、よく笑う少女だった。弟のディルが生まれたときは、本当に嬉しそうで良い姉になると両親に誓っていた。
ある時、作業をしながら、弟はある夢を語った。
「俺、大きくなったら、 ーーの◆◆◆◆になりたい!
 今は魔法でなんとかなってるけどさ、いつかそれができなくなったとき、みんなが困らないように!」
それを聞いた少女は、なら叶えるようにお手伝いするねと伝える。そして、約束した。
ーーけれど、その約束は、突然の襲撃により永遠に果たされることはなくなった。

瞳に光を宿さないのは、かつてあった感情をほぼ失ってしまったから。コロロに出会い、新宿島に流れ着いて以降は仲間たちと出会うことで、失っていた光と感情は少しずつ取り戻しつつある。

いつかすべてが終わったとき、彼女はきっと弟の追えなかった夢の続きを追いかける。
その時に、彼女の心がすべて取り戻せているかどうかは、今は、まだ、わからない。


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【過去のプロフィール】〜24.02.04
災禍により家族も故郷も失い、今は新宿島のどこかにあるツリーハウスで相棒とふたり暮らし。災禍から約10年間、心も交流も閉ざしていたが、亡き弟との約束と夢を取り戻すために、再び魔法の杖とランタンを手に取る。 ◆物静かで多くは語らないが、少しずつ感情を出せるようになってきた。静かな場所で紅茶を飲みながらの読書が趣味。 ◆コロロ:ある日コロコロ転がっていたので拾った。無邪気な性格◆その炎は、絶望であり希望だ。