各人格とその過去
カタカナ名だがおそらく日本人。
少なくとも育ちは日本。
4〜5歳頃、親(どんな人物かはもう覚えていない)に捨てられ、路地裏で泣いていたところをガオナ(当時の名前とは違う)に拾われアルメの名を貰い、繁華街の路地裏でストリートチルドレンとして育つ。
『アルメ』は当時厨二病義味だったガオナの命名、ドイツ語で『貧乏(Arme)』。
メタ的にはArmee(軍隊)とも掛かってる。
周りの面倒見がよく、一応UDCアースの日本なので生きるのに必要な読み書きや計算程度は出来るようになった。
新入りとして可愛がられたからか年齢よりも子供っぽい。
11歳の時に路地裏をオブリビオン(宿敵にする予定だがまだ設定が決まりきってない)に襲撃され、本人は運良く命からがら逃げ出すことに成功するが周りの子ども達は皆殺されてしまった。
惨劇が落ち着いた頃に路地裏に戻ったアルメが仲間達だった物の命の残滓のような物(イメージ的には光の集まり)を見つけると、それらはアルメのもとに集まり記憶や人格といった形で彼の中に入り込んだ。
アルメもそれを拒まず、仲間達を自分の中だけでも残しておくことを良しとした。
その際に猟兵のチカラを認識し使えるようになった。
路地裏に捨てられた漫画とか読んで育った影響で、理不尽をふっとばしてくれるようなヒーロー像に憧れている。
『一流の悲劇より三文喜劇』が信条(?)だがそれの影響まで考えられるほど頭も良くなく、目の前の笑顔を守ることで他に悪影響があるとしてもそこまで頭が回らないことも。
目の前の誰かのために面倒を被ることもに抵抗はなく(むしろヒーローっぽくてかっこよくない?ぐらいは思ってる)、良くも悪くも子供っぽいヒーローである。
アルメの路地裏生活の(元)先輩。
名字の待宵はこいつの本名(姓)
アルメの中に入ってからは生前誰だったのかを明かさず大勢のうちの誰かとしてアルメと接している。
どうしてもと聞かれれば答えなくはないのだが、他の子ども達の記憶や人格も入り混じり厳密には生前の自分ではないため。
生前より少し子供っぽくなっているが、それでもアルメよりは大人に近い。
『ガオナ』はアルメが命名、ドイツ語で『不良(Gauner)』
一応自分で名乗ったことはなく「ガオナと呼ばれている」という紹介の仕方になる。
なにか複雑な理由がありそうだとアルメは思っているが、実は単にカッコつけてるだけ。
アルメほどではないがこいつも子供っぽいヒーロー像は好きである。
基本的には上記二人以外が人格レベルで現れることはないが、取り込まれた他の子ども達の性格や癖が一時的、または部分的に現れることはある。
RPやリプレイでのキャラぶれへの回答であり、やらかしへの保険である。許して。
性格
表面上はマイペースな楽天家。
だが、実際は過去の悲劇を乗り越えるために作った自分を騙すための性格。
過去を思い出したら自分の弱い心に飲み込まれてしまいそうで、「あんな事はなんてことない」と思い込むためにわざとヘラヘラしてるだけである。
「仲間たちのぶんまで生きなくちゃ」という思いとは裏腹に「死んでも構わない」「本当ならばもう死んでいた」という思いが強く、死ぬこと自体にはそれ程恐怖がない。
グロテスクな光景には耐性があるが根っこのところはビビリだし怖がり泣き虫なのでビックリ系ホラーには弱い。
ガラスパリーン!ゾンビ登場!みたいなのは無理。
二重人格
基本的にはアルメが表に出ているが、日常でもガオナも顔を出している。
日常的にオルタナティブ・ダブルを使用することもあり、二重人格というよりは一つに纏まることもある別人といったほうが近い。
普段の生活
UDCアースの廃墟(旅団)に住み着いている。
電気等も通っているので場所以外は一般人と変わらない生活を送れている……はず。
どのくらいが一般と同じなのかよくわかってない節もある。
UDC組織の支援をどれほど受けているかは不明。