これまでの記憶
・黄金都市とは
「出水宮之門」を城門とする城塞都市。正式名称はなぜか覚えていなかった。
UDCアース日本の大正時代の東京と同程度・同規模の文明。
ただし都市の建築物は全て黄金の屋根を持っており、朝昼は陽光、夜は月光に照らされ非常に美しい。
都市を囲う城壁も黄金である。
この都市の人々にとって黄金とは「当たり前にあるもの」で、「尊いもの」「魔除け」といった意味を持つものの「高価」ではない。
・出水宮とは
黄金都市には、いくつか「○○宮」という施設があった。
それぞれの「宮」は政治に関わる役所のような場所で、「出水宮」は出入国に関わる「宮」だった。
城門を司る「宮」なので当然と言えば当然である。
・黄金都市の滅亡
都は徐々に一人の妖狐によって内側から腐り落ちつつあった。
そこへ外部からオブリビオンが押し寄せ、砲撃によって城門は破られた。
住人は老若男女、赤子に至るまで皆殺しに。
血と煙と炎がむせ返る中、城門の側には慟哭をあげるヤドリガミが生じた。
一度はほぼ扉としての形を失った城門だが、霊力によって編み直し「不落の傷跡を刻んだ盾」の形に。
この時生じたヤドリガミは、生まれた時から猟兵の能力を持っていた。
<a href="
https://pbwmemo.net/v/RKiQC9RR">出水宮カガリ 覚書・真</a>