カーバンクル・スカルンの裏事情

作成日時: 2022/07/29 00:40:11

表向きの情報

カーバンクル・スカルン(無邪気な暴走少女→クリスタリアンのスクラップビルダー?・f12355)
『血塗られたジャンクパーツのお嬢様』
歴史ある漿船で大事に育てられてきた……と表向きにはなっているお転婆娘。 「カタリナの車輪」「機械仕掛けのワニ」を始めとする自作の拷問器具めいた武器と合体したり敵を轢いたり拘束したり酷い目に遭わせたり好き勝手暴れ回る。 自身を「スクラップビルダー」と名乗ってるがその戦い方はあまりに異質。お嬢様育ちのはずの彼女がどこでそんな戦い方を身につけたのか……それは彼女が頑なに語らないため謎である。

初期身長:152.5cm

誕生日
12月5日
外見
赤い瞳・一房だけ黒く染めた赤髪・焦茶色の肌
特徴・性格
声が大きい・ストイック・創作活動が好き・実は大食い
口調 普段は(私、~くん、~さん、なの、よ、なのね、なのよね?)
考え事中は 小声でぶつぶつ(私、~くん、~さん、なの、よ、なのね、なのよね?)

その他
石の体なため、水に(物理的に)浮かべないカナヅチである。そのため水着に対する関心は激薄。
ただし浮き輪などの補助具をいっぱいつければ泳げる、とは本人の弁。
にもかかわらず船に乗る依頼に参加するのは、最悪無機物である船と合体すれば自分が死なない限り沈むことはないだろう……という思惑かららしい。

出生地であるスペースシップワールドでは「世界の加護」を受ける必要がないため常に真の姿。ただ当然のことながら他世界でこの姿が露見した時ほどの火力は出ない。

スカルン家について

スカルン家は漿船「グロッシュラー」に住むガーネットのクリスタリアンの貴族として知られている。
歴史は長く、プリンセス・エメラルドが存命の頃にはすでにあった模様。

※※以下プレイングに書かない限り、シナリオ中に出して欲しくない情報※※

その実態はクリスタリアンの透明になれる能力を用い、暗殺業を営んでいた一族。
ただし現在は先代が亡くなって代替わりしたタイミングで廃業しており、普通の貴族となっている。
(自作「宝石の花束は血に染まらず」より>https://tw6.jp/scenario/show?scenario_id=36820

現役の頃も当然表向きの顔である貴族としての行いは欠かしておらず、別の有名貴族との縁談を取り付けたり、個別の教師を雇って指導を受けたり(グラサンマンMS「帝竜戦役⑫〜郷愁のリカージョン」より>https://tw6.jp/scenario/show?scenario_id=23862)していた。

ちなみに婿養子として外部の血を入れたことはないが、スカルン家の子女が別の家に嫁いだことはある。
ただ式の直後に新郎やその家族親戚が不慮の死を遂げ、「結婚生活僅か1日の未亡人」として家に戻った例もあるようだ。

なお、スカルン家の苗字を持つ者全員が暗殺業に従事していたわけではない。
無関係の者に暗殺の依頼をされては色んな意味で困るため、該当者はその証として髪に永久に抜けないメッシュを入れている。

カーバンクルの裏事情

猟兵として活動する中で幾度となく暗殺を試み、成功しているものの(灰色幽霊MS「アースクライシス2019⑤〜空を自由に飛びたいな」、一二三四五六MS「アポカリプス・ランページ⑧〜ハニー・トラッパーズ」などより> https://tw6.jp/scenario/show?scenario_id=16099https://tw6.jp/scenario/show?scenario_id=37572)、猟兵になる前に彼女が暗殺者として活動していたことはない。

彼女が暗殺者として世に出なかったのは、宝石の肌から眩い閃光を放ち、目を眩ませて対象の動きを一時的に封じる技「フラッシュ」を上手く扱えなかったことが要因である。
彼女の放つ閃光は対象の動きを一時的に封じれはするものの、敵味方関係なく無差別に攻撃し、傷つけてしまう致命的な欠点があり、それは今も改善されていない。

漿船「グロッシュラー」についての憶えがないのも幼少期のうちに育成候補から外れ、漿船ではない金属製の別の船に移されたためである。(点線円珠波MS「煌めく宙の星は誰の手に?」より>https://tw6.jp/scenario/show?scenario_id=29593

しかし兄姉の訓練の様子を見て覚えていたカーバンクルは追放されてもなお自室などで真似て練習していたため、一応実戦レベルで使えるほどの技量を身につけられたようだ。フラッシュが上手く使え、きちんと教育がなされていたらカーバンクルはスカルン家の歴史に名を刻む暗殺者に成長していたかもしれない……。

移送先の船でカーバンクルが任されたのは「拷問官」の役割だった。
ターゲットを狙うために捕らえた・入れ替わった近くの人間から有力な情報を得る重要な職務で、その方法や武具の手入れについての手解きは同職についていた大叔父から受けていた。
使用している「カタリナの車輪」や工具一式、ユーベルコードとして登録してある所業のほとんどがこの時に与えられたor身につけた物である。

その後、カーバンクルの父が当主となったタイミングで暗殺業を廃業してしまったことで、役目から解放されて無職になってしまったカーバンクルは大叔父と別れ、実家にも戻らず、長年の経験を生かして「復讐代行」と称される自由業を始め、糊口を凌ぐ生活を送っていた。

そんな彼女の周りでとある事件が起こる。

「銀河帝国攻略戦」である。

スペースシップワールド全体を巻き込む銀河帝国との全面戦争で、カーバンクルは帝国旗艦インペリウムの科学技術センターでの科学者救出作戦に紛れ込むように参加した(硅孔雀MS「銀河帝国攻略戦㉖~整列行動せよ。」より> https://tw6.jp/scenario/show?scenario_id=4640)のを皮切りに、あちこちの異世界を飛び回る猟兵としての活動を始める。

この時、「咎人殺しと似たことを昔からやってました」とは馬鹿正直には言えなかったため、戦争で出来たスペースデブリを組み合わせて作った急拵えの「機械仕掛けのワニ」を携えて「スクラップビルダー」を名乗るようになった。
ちなみに3年の月日が経った現在、アップグレードを重ねたワニの性能はスペースデブリを使っていた頃とは段違いに跳ね上がっているとか。(1つだったアイテムをパーツごとに分けることで表現)

猟兵として活動することは一応家族にはメールで報告していたようだが、直接会っては話していない模様。
親も当時の当主(祖父)の命令だったとは言え追放してしまったことを申し訳なく思っているのか、家に帰ってくるよう催促をしたことは一度もない。
またカーバンクルも追放されてから一度もグロッシュラーの船内に入ったことがないため、今家族がどうしているかは文面でしか把握してない。

以上のことを本人はユーベルコードなどですっぱ抜かれて、しぶとく詰問されない限り、自ら明かすつもりは未来永劫ないようだ。(事情を知る親戚がシナリオ内に現れ、言及するのはOK。ただ親戚も大勢の他人がいる前で吹聴はしないだろう)

家族事情

現在シナリオ中に出たことがあるのは「祖父」「大奥様(祖母)」「その弟(大叔父)」「その妹(大叔母)」「父」「母」「兄(1人)」「姉(1人)」の計8人である。グロッシュラーから旅立った後に弟妹が増えている可能性はあるが、少なくともカーバンクルは知らないし知ろうともしていない。
その他、暗殺者としての手駒を増やすためいわゆる「腹違い」の大おじ・大おば・おじ・おばが非常に多い。
ただし公の場でスカルンと名乗っていない者も多く、実際何人いるか知っているのは祖父母に近い者ぐらいである。ちなみに「宝石の花束は血に染まらず」に出てきた大奥様とその弟妹の年齢は30〜40も離れている。

「帝竜戦役⑫〜郷愁のリカージョン」にてカーバンクルに暗殺者失格を言い渡したのは祖父で、現在は鬼籍に入っている。

兄は現在運び屋をしており「未踏宙域探索戦〜寄生書家と特大砲〜」にて暗殺者として覚えさせられた「ブラスターガンナー」の技術をいかんなく発揮した。