カーバンクル・スカルンの裏事情

作成日時: 2022/01/30 03:53:07
・表向きの情報
カーバンクル・スカルン(無邪気な暴走少女→クリスタリアンのスクラップビルダー?・f12355)
『血塗られたジャンクパーツのお嬢様』
歴史ある漿船で大事に育てられてきた……と表向きにはなっているお転婆娘。 「カタリナの車輪」「機械仕掛けのワニ」を始めとする自作の拷問器具めいた武器と合体したり敵を轢いたり拘束したり酷い目に遭わせたり好き勝手暴れ回る。 自身を「スクラップビルダー」と名乗ってるがその戦い方はあまりに異質。お嬢様育ちのはずの彼女がどこでそんな戦い方を身につけたのか……それは彼女が頑なに語らないため謎である。

・スカルン家について
スカルン家は漿船「グロッシュラー」に住む貴族として知られている。

※※以下プレイングに書かない限り、シナリオ中に出して欲しくない情報※※

だがその実態はクリスタリアンの透明になる能力を用い、暗殺業を営んでいた一族。ただし銀河帝国が斃れ、先代が亡くなって代替わりしたタイミングで廃業している。
(自作「宝石の花束は血に染まらず」より>https://tw6.jp/scenario/show?scenario_id=36820

当然表向きの顔である貴族としての行いは欠かしておらず、個別の教師を呼んで指導を受けたり(グラサンマンMS「帝竜戦役⑫〜郷愁のリカージョン」より>https://tw6.jp/scenario/show?scenario_id=23862)、別の有名貴族との縁談を取り付けたりしている。

スカルン家の苗字を持つ者で、暗殺者か否かを判断するには髪にメッシュを入れているかですぐにわかる。

・カーバンクルの裏事情
猟兵として活動の中で幾度となく暗殺を試み、成功しているものの(灰色幽霊MS「アースクライシス2019⑤〜空を自由に飛びたいな」、一二三四五六MS「アポカリプス・ランページ⑧〜ハニー・トラッパーズ」などより> https://tw6.jp/scenario/show?scenario_id=16099https://tw6.jp/scenario/show?scenario_id=37572)、それ以前に彼女が暗殺者として活動していたことはない。

髪にメッシュが入っていることで察せられるが、彼女が暗殺者として世に出なかったのは、宝石の肌から眩い閃光を放ち、目を眩ませて対象の動きを一時的に封じる技「フラッシュ」を上手く扱えなかったことが要因である。
彼女の放つ閃光は敵味方関係なく無差別に攻撃し、傷つけてしまう致命的な欠点があり、成人に近い年齢になった今も未だに改善されていない。

漿船「グロッシュラー」についての憶えがないのも幼少期のうちに育成候補から外れ、別の船に移されたためである。(点線円珠波MS「煌めく宙の星は誰の手に?」より>https://tw6.jp/scenario/show?scenario_id=29593

しかし兄姉の訓練の様子を見て覚えていたカーバンクルは、移送先の船に移された後も自室などで真似て練習していたため、一応実戦レベルで使えるほど技量を身につけられたようだ。

移送先の船でカーバンクルが任されたのは「捕虜に対する拷問」。ターゲットを狙うために捕らえた近くの人間から有力な情報を得るためであった。
カーバンクルが使用している「カタリナの車輪」や工具、ユーベルコードとして登録してある所業のほとんどがこの時に身につけた物である。

その後、スカルン家がカーバンクルの父が当主となったタイミングで暗殺者家業を廃業したことで、役目から解放されて手持ち無沙汰になってしまったカーバンクルの元にとある事件が勃発する。
「銀河帝国攻略戦」である。
スペースシップワールド全体を巻き込む戦争で、カーバンクルは帝国旗艦インペリウムの科学技術センターでの科学者救出作戦に参加して以降(硅孔雀MS「銀河帝国攻略戦㉖~整列行動せよ。」より> https://tw6.jp/scenario/show?scenario_id=4640)、あちこちの異世界を飛び回る猟兵としての活動を始めた。

この時、馬鹿正直に「咎人殺しと似たことをやってました」とは言えなかったため、戦争で出来たスペースデブリを組み合わせて作った急拵えの「機械仕掛けのワニ」を携えて「スクラップビルダー」を名乗るようになった。
ちなみに3年の月日が経った現在、アップグレードを重ねたワニの性能はスペースデブリを使っていた頃とは段違いに跳ね上がっているとか。

猟兵として活動することは一応家族にはメールで報告しているが、直接会っては話していない模様。
親も祖父の命令とは言え追放してしまったことに申し訳なく思っているようで、執拗に家に帰ってくるよう催促をしたことは一度もない。

以上のことを本人はユーベルコードなどですっぱ抜かれて、しぶとく詰問されない限り、自ら明かすつもりは未来永劫ないようだ。

・家族事情
現在シナリオ中に出たことがあるのは「祖父」「大奥様(祖母)」「その弟(大叔父)」「その妹(大叔母)」「父」「母」「兄(1人)」「姉(1人)」の計8人である。
ただし暗殺者としての手駒を増やすためいわゆる「腹違い」の大おじ・大おば・おじ・おばが非常に多い。
ただし公の場でスカルンと名乗っていない者も多く、実際何人いるか知っているのは祖父母に近い者ぐらいである。

ちなみに「宝石の花束は血に染まらず」に出てきた大奥様とその弟妹の年齢は30〜40も離れている。

「帝竜戦役⑫〜郷愁のリカージョン」にてカーバンクルに暗殺者失格を言い渡したのは祖父で、現在は鬼籍に入っている。

兄は現在運び屋をしており「未踏宙域探索戦〜寄生書家と特大砲〜」にて暗殺者として育てられた時に覚えた「ブラスターガンナー」の技術をいかんなく発揮した。