朝霏について

作成日時: 2021/09/16 18:24:21

“彼”は基本、依頼では人前には出てきません。
(記憶消去銃やUC、或いは催眠術等で、見聞きした者の記憶から自身に関する記憶を消去or捏造可能な場合を除く)
(何れ死ぬことがほぼ確定しているオブリビオン等の前には、もしかしたら出る場合もあるかとは思いますが)

RPの場面では出る場合も。
重要なのは、「(肉体的に)同一人物だと知られる危険性が有るか否か」。真に別人ではあるものの、肉体的にも、存在としても別人のように振る舞う。

オルタナティブダブルについて
システム上は朝霏のUCだが、彼は勝手に出てくることができるので。他の方のそれとは少し、ニュアンスは違うやも。



第六猟兵開始当初:
お嬢様学校に通う女子高生。生徒会長で、人望が厚い。
憧れの延長としてどきどきしている女子もいる程度の、そんな、“ステキなセンパイ”。
お嬢様学校→地元ではまあまあ“お嬢様学校”として名が知れているが、全国的に有名……という程ではない。あの学校のお嬢様さん、というだけで周辺地域では「まあきっと良い子なのね」と思われる程度の。
現在:
大学生。引き続き上手くやっている様子。


異国(英国)と日本の混血。髪色は地毛、目の色も素。
柔和な笑みの似合う、儚げでほんのりミステリアスな、ただの一人の少女。
出身はUDCアース。何でもない――強いて言えば金持ちではあるが――家庭に生まれ、それなりに裕福な生活をして過ごす。

――なぜ“こう”なったかって? それはまだ秘密。

でもきっと、大した闇は持っていない。
……少なくとも、殺人を犯した上で同情される程の凄惨な過去などはない。決して。


プレイングの内容は本人の口調ではあるものの、その殆どは心情です。
なので本性ちらり、は基本無く。(疑念を持たれなければ良いので、本当に一人きり、或いは誰にも聞こえず……な状況ならば可能)
ややこしくてすみません。
不穏なことをするときは、監視カメラにも気を付けます。
用心深いのは“彼”も同じ。


表では、お仕事です、とか、お仕事だからとか。
まあ心理学的には興味深いけれど……くらいの反応。
いかにも“善良な女の子”を装って眉を潜めもするけれど、犯罪の手口について妙に詳しかったり、妙に気付けてしまったりな現場を全く誰にも見られない――というのは、依頼では難しいため。
疑念を持たれそうな言動は、私、犯罪心理学に興味がありまして。色々調べてはいるんです。などと柔らかく微笑んで誤魔化す。
それを見て、聞いて、不穏に思うか否かまでは他所様の自由だけれど。誰もが明らかに“怪しい”と思う程の言動はしない。
ちょっと頭の良い女子高生、優秀な少女、を装う。


お利口さんなので“待つ”こともできる。
じっくりことこと。けれど“彼”よりかは気が早い。……というより、“彼”の気が長すぎるのかも。


“彼”よりは、まだ未熟。けれど猟兵や勘の良い一般人の前でもしれ、と猫被りができるくらいには擬態のプロ。殺しも演技も慣れている。
人生経験は“彼”よりも少ないため、“見て”きた人間も少ない。今は学生の枠に収まったまま、猟兵稼業以外では割と大人しくしている……はず……?(割と、の解釈にもよるが)


【“彼”】
柔和な笑みの似合う、優男(風)。
強いて言えば少々ミステリアスだが、特に悪いようには見えない――そんな雰囲気の、それなりに顔の整った男。
身長170後半~180前半程度。すらりとした細身の、しかし戦える程度には筋肉のついた人当たりの良さそうな青年。
普段は静かで優しげな、いかにも優男風な言動。
「そうだね」「そうかな」「~だ」「~じゃないかな」
或いは敬語。
ですます口調から、とても丁寧なものまで。
そんな口調でありながら、平気で人を■■せる。
朝霏の前では優男風のフィルターや猫被りは剥がれる。とはいえ声色や雰囲気、表情が変わるだけで(文面上は)口調はあまり変わらない。
優しい優しい近所のお兄さんというよりは、ほんのり身内感、悪友感が増すような、そんなニュアンス。
素はもう少し違うものの、“本当の素”はあまり見せない。
朝霏以上に、擬態のプロ。
演技に慣れているというよりは、まるで演技そのものを楽しんですらいるかのようなそれ。微笑む君が好きなんだ。何も知らない、君が。この、よりにもよってこの僕に。哀れにもこの僕に、警戒心など微塵もなく、微笑んでいるのが好きなんだ。……とでも言い出しかねないのでは?と思えてしまう程の、天性のそれ。
(ナルシストなどではなく、また演技といっても三枚目のような言動はしない。あくまで優しいお兄さん)


人間観察に優れる。“そちら側”の人間を沢山沢山見てきている。
もしかして――■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■……だなんて。
そんな、そんな―― まさか、ね?



二人の関係性や感情
朝霏→彼:同類、悪友、面白いヒト。色々な意味でセンパイであり、センセイの様な(特に戦闘面においては師匠の様な)
彼→朝霏:???
たまにふざけて、兄妹などと嘯いたりも。



管理サイト:
知っている人は知っている、アングラ系情報サイト。
好き好んで“そういう”類いの情報を求め、また熱心に探すような者にしか辿り着けず、また辿り着けたとしても基本的にはオカルトや噂程度の情報しか入手出来ない。(それも当然だ。サイトにたむろする彼らの殆んどは凡庸な一般人であり、投下される情報は、信憑性もない無価値なものが多いのだから)
(とはいえ他のSNSや容易に辿り着けるようなサイトよりかは信憑性が高く、より核心や真相に近いものが多く集まり、載っている)

サイトは主に二種。ジャンルは都市伝説系、事件事故。(あともう一つは今のところ秘匿情報。更に増える可能性有)
無論後者は怪しげなもの……未解決事件や殺人事件の真相を探るものや、何かしらの組織の陰謀、抗争等が絡んでいそうなものに関してが主。事件性の薄そうなものはあまり見られない。(……が、案外そういったものにも黒幕やらUDCやらといった者どもの存在は背後にひっそりと隠れていたり、或いは誰かに入念に隠されていたりするものだ)(そうだったら面白いよねという想像です)

それぞれは全く別のサイトとして無関係を装っており、同じ人物が管理している痕跡もない。
朝霏と“彼”の共同管理。故に“彼”が出てきている時も各々自由に管理、接続可能。
利用方法としては、一ユーザーを装い情報募集の旨を投稿、疑問の投げ掛け、流れゆく情報の収集等。時には雑談に興じたり、敢えて偽の(信憑性の薄い)情報や噂を流したりすることも。
恐らくアカウント複数持ち。彼ら以外の一般ユーザーはアカウントを一つしか持てない仕様にしているか、大元は全て同じ人物(ユーザー)だと把握出来る様にしている。
匿名での投稿も可能。信憑性の高い情報を投稿した者、真相に迫った発言をした者などは彼らに逐一把握され、より注目されるようになる。(好奇心と利用価値。情報収集の際にも便利)


ところで。
彼らの運営するサイトには全て、不可視の術式が組み込まれている。
好奇心から、探究心から。或いはちょっとした出来心から。
そのサイトを開くたび。長時間、居座るたび。
術式に、曝されることになる。
それはまるで麻薬。
初めのうちは抜け出せやすいが。或いは精神力の強い者なら他より長く、耐えられるやもしれないが。それは、洗脳の種を植え付ける。
種が膨らみ、芽吹き、枝を伸ばし、大きく、大きく、育っていくように。
それは徐々に、徐々に、人間の精神を侵していく。自我を崩壊させていく。
――では、その結末は?

彼らの操り人形である。


(普段は通常の人生を送り。彼らが特別な“呼びかけ”をした時のみ、彼らに従うようになる)
(呼びかけは、滅多に無い。何故なら彼らは――)
■■■、■■■■■■■■。


(※かなりアンオフィですしもはや敵では?案件なので、管理サイトに言及する描写をお書きになる際は最後の方は描写不要。=公式では実質なかったこととなっても構いません)
(管理サイトそのものは一応アイテム化はしてありますが、操り人形となった人々に関してはひそりと裏設定っぽくしているのみか、もしくは設定と噛み合うようなUC待ち状態。或いはアイテムとして、今後作成するやもしれません)
(要は、彼らにとっては洗脳の手段の一つでもある、ということです。直接対面して催眠術にかけるよりは圧倒的に時間がかかるものの、その分一度芽吹いてしまったならば、容易には解けないもの……という認識でおります)(一方的にかける術とは違い、少なくとも最初は彼ら(被害者)側から飛び込んでいる、そもそも見つけづらい場所に組み込まれたものである、好奇心や知識欲を餌にして良く育つ等の限定的な術式である……等々、条件付きでの発動の為。やはり無条件発動や目を見るだけ、声を聴くだけ等よりは強いものなのではないかな、と)
(また、仮に完全なる操り人形となったとしても乱用はいたしません。無論メタとしてそうあらねば、というのもありますが、彼らなりの理由もきちんとあります。裏も裏の設定としては、アリバイ工作や犯罪の隠蔽に利用したり、身代わりになって貰ったり、情報収集の役に立って貰ったりしていることでしょう。あとは……――)(ひみつ)

(彼ら――特に“彼”は、下拵えも愉しめる。じっくりことこと。煮込みましょう)
(でも、それはそれとして。中々堕ちないというのも、また愉しい)
(失敗したら正体がバレるだとか、怪しまれるなどといった危険もないのだ。ならば、尚更)
(ただただ愉しみ。上から鍋を覗いている)
(箱庭。エデン。そこに蛇がまじっていることなんて、だあれも、――)



secret:

朝霏「本当は、まだ明かすつもりはなかったのだけど、」(とても小声)

「私達ね、実は、」
「元は、二人の人間だったの」
(彼のたましいを取り込んだ形なのよ、と)
(彼女は、しい、と。唇の前に指を持ってきて、そう、笑った)



(随時更新)