イフのこと

作成日時: 2020/04/16 21:26:48
・背後の備忘録を兼ねています。
・長いのでスルーはお気軽に。



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■イフのみため
 あまり血色のよくない白い肌、ピンクとオレンジのオッドアイ。
 ふわふわした白く地に着きそうなほど長い髪に花を飾っている。
 華奢な身体には、あちこちに縫い目。
 白が基調の洋装をまとい、「おともだち」を抱いている事が多い。
 たいていいつもにこにこ笑顔、楽しいことや素敵な事を探して
 あちこち飛び回っている。

■イフのこと
 ひとが好き。やさしくしてくれる人はもっと好き。
 自分の事を覚えてくれてるひとはもっともっとすき。
 そんなひとたちを傷つける様な、乱暴なひとや、オブリビオンは苦手。

 好きなものはだいじな人たち、お茶やお菓子、おともだちやお花。
 苦手なものはこわいもの・こわいひと。
 嫌いなものはいまのところなし。

 あまり表に出さないが、肉体の死をすでに迎えた自分にとって、忘却こそが死だと思っている節がある。
 そのため、忘れられることに恐怖感を抱いているし、 忘れる事に強い罪悪感を抱いている。



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■「おともだち」
 イフが使役しているぬいぐるみたち。
 質量あるちゃんとしたぬいぐるみだが、イフが呼び出せばどこにでも現れる。
 既製品だったり、自分で縫い上げたものだったり、いろいろ。けれど、その出自に関わりなく、どの子も名前をつけて大事にしている。
 つくろって治すことは出来るが、 完全に消滅してしまった子を治すことはできない模様。

■「箱庭」
 イフの住む屋敷がある、UC「フェアリーランド」相当のエリア。
 彼女の持つ「お花を入れたガラス玉」に触れた人、もしくはそれを託された人
 あるいはイフが招いた人が入る事ができる。でもたまに人が迷い込む事がある模様。
 中は四季の花が咲き乱れる広い英国風のお庭と、少し古びたお屋敷。
 雪のように花や花弁が絶えず降っている(積もることはない)



■イフの世界
 目に見えるヒト、オブリビオン、怖い動物などは、ぬいぐるみか人形に見えている。
 以前教えられた「怖いのなら『おともだち』だと思うといい」という言葉が無意識に表出した結果。
 こわくない動物(小動物や魚、あまり大きくない水棲生物など)は普通に見える事も。

 一応相手が「ほんとうはぬいぐるみではない」とうっすら分かっているけれど
 恐怖から強すぎる自己暗示を解くことができないでいる。
 なお、相手に失礼にあたるかも、という認識はあるようで、この事を人に打ち明ける事は滅多にない。

 こわくない・大丈夫なひと、と認識した際は、徐々に「その人自身の姿」で見えるようになる。


■「あのひと」
 記憶を失っていたデッドマンを保護し、名前を付けてくれた人。
 おそらく長身の男性。
 名前も、その人がイフにくれた名前もまだ思い出せないけれど、
 その姿や頭を撫でてくれた手のぬくもりは段々と思い出しつつある。

■故郷
 アポカリプスヘルにある研究所の様な場所で、
 「あのひと」と共に暮らしていた。
 比較的平和な地域だった。
 猟兵として覚醒するまでは、あまり戦闘経験はなかった模様。









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■イフも知らないこと

・実は2度記憶を失っている。
 一度目は生きた身体からデッドマンに変わった時。
 知らない人やオブリビオンを極端に恐れるようになったのはこのころ。

 二度目は「あのひと」と別れ、棺の中で眠りについた時。
 喪失のショックからか、なんらかの力が働いたのかは謎なままである。

・イフの「ヒトをぬいぐるみのように治療する」魔法は
 「ヒトがぬいぐるみや人形に見える」自己暗示によりその力を強めている。
 そのため「ヒトに見える相手」に治療を施すときには、治療効率が若干落ちる。(治療できないわけではない)


・イフの「衝動」
 すべての生は祝福を受けて生まれて来るのだと、この世はよろこびに満ちているのだと。
 それを証明するために彼女は生きている。
 なれば、彼女が眠りにつくのは、それを証明したと感じた時か、生に絶望したときなのだろう。


・むかしのこと
 とある少女の亡骸があった。
 何もない世界の中、痛みばかりを植え付けられ死を迎えた少女を不憫に思った青年は、
 彼女を生ける屍として甦らせ、我が子のように慈しんだ。


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Start:2020.2.1/11歳/129.1cm
IBGM:Ensemble Forecast 3/28