歩くニトログリセリン

作成日時: 2020/12/25 08:10:39
カタリーナ・アバンラスティスは、高名な騎士の血筋にあるアバンラスティス商会の三女として生を受けた。
厳格な父に兄や姉たちと同じく厳しい躾を受けていたが物覚えが悪く、歳の離れた末の弟とともによく折檻されていた。
しかし父は厳しいものの愛を持って接し、兄や姉もカタリーナを落ちこぼれとして扱うこともなかった。
が、素行の悪さが目立ち、弟に無理やり煙草を吸わせたことから家族総出で説教(父は殴りつけそうになったので兄たちに止められ不参加)されて家出。
暴力、窃盗、恐喝と学友や付近の店舗に多大な迷惑をかけた為に遂にお縄となる。自省を促す為に一週間を拘置所で過ごした。
帰宅後は彼女もしおらしく、なることもなく父との喧嘩で流血沙汰となり遂に勘当、行く宛もなければ手荷物もなく社会へ飛び立った。

アバンラスティス家と縁を切ってからは愛称のカッタを名乗る。
父親に鍛えられた剣の腕を使ってゴロツキどもに自分を売り込み、銃の扱いを覚えより狡猾な生き方を学ぶ。
が、やっぱりそういう生き方は性に合わなかったので別れの駄賃とすべく世話になったゴロツキどもを纏めて叩きのめして警備隊に突き出し出国。各地へ不法入国を繰り返し、契約金を問わず命を張る傭兵として戦場へ姿を現すようになった。
基本情報
更新履歴
情報
作成日時:
2020/12/25 07:00:36
最終更新日時:
2021/06/04 12:30:28
記述種類:
標準

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