- ■5分で読む承李君の設定 表~裏
表
齢20にして4つの流派を収めた剣の天才。
クロノウェーダの歴史改竄に伴い、精霊刀を扱う技術を大幅に失っている。
両親は死去し、親代わりである呉鐘龍牙に育てられるが、流派を極めた際にいずれかへと消えてしまった。
以後、日本で流離いながら生活している間に刻逆に巻き込まれる。
裏(アンオフィのため外法により改竄される可能性大)
呉鐘龍牙の記憶と力が融合している存在。
幼少期に龍牙に拾われ、育てられたところまでは正しい記憶だが、その後が多分に異なる。
まずもって剣の腕なんて無いに等しいし、どちらかというと人懐っこくて甘えん坊な性格。
自身と周りの境界を曖昧にし取り込んでしまう、という稀有な力を持っており、故に両親に捨てられた。
成長に伴いその能力が顕著になり、自我を保てなくなると、龍牙がその身を犠牲にすることで力の発現を抑えた。
その方法は、自らが取り込まれることで存在を安定させること。
今の承李は、実質的に龍牙である。
呉鐘龍牙
齢20にして4つの流派を極め、独自の戦闘技法を編み出した正真正銘剣の天才。
■戦闘スタイル
属性の力を宿した刀、精霊刀を用いて戦う。
精霊刀を扱う技術を奪われているため、出力が大幅に下がっている
■所持精霊刀一覧
精霊刀・無銘
精霊刀と名を打っておきながらも、属性の力を宿していない。
精霊刀・残火
炎の力が残された精霊刀。
呪い:持つものを焼き焦がす
精霊刀・天泣
水の力が残された精霊刀。
呪い:持つものから体温を奪う
精霊刀・薫風
風の力が残された精霊刀。
呪い:持つものを切り刻む
精霊刀・砂礫
土の力が残された精霊刀。
呪い:持つものから体力を奪う
精霊刀・暗闇
闇の力を宿す精霊刀。
呪い:持つものの心を闇に蝕む。
■戦闘上の設定(アンオフィ)
誓約:勝利
自身の精霊刀から受ける呪いを如何なる手段を以てしても軽減できない。
全ての呪いを身に刻んだ時、勝利への道が開く。
いざ仰ぎ見よ、勝利の太刀
光の力を宿す精霊刀。その身に受けた呪いを力に変え、無銘が姿を変えたもの。
呪い:持つものに勝利を齎す。
■使用する技とか
【基礎設定】
各々の流派には1~10までの型が存在するが、門下へと伝わるのは八の型まで。
各流派の精霊刀を持つもののみ、九の型、十の型を扱うことが許され、それらは精霊刀を用いて行うことが前提の型となる。
【焔華流】
侵掠如火の考えに基づいた流派。
抜刀術である一の型から始まり、一度相手に防御の体制を取らせた後、息つく間もなく攻め入ることを基本思想とし。すべての型を繋げる事ができる。
対応する精霊刀 残火
・一の型 埋火(うずみび)
抜刀術からの居合切り。自分の有利な体勢で相手に攻撃を防がせることに主眼を置く。
防がせた後、焔華流の全ての型に繋げる事ができる。
・二の型 火煙(かけぶり)
相手の武器と自身の刃を合わせた状態から、さらに一歩踏み込み、重心移動と膂力で相手の武器を弾く技法。
・三の型 火継(ひつぎ)
間合いから外に逃れようとした相手と瞬時に距離を詰める歩法。そのまま重心が逸れている状態の相手に足払いを仕掛けることもできる。
・四の型 火祭(ひまつり)
至近距離でも距離を離さずに刀を振るうことを可能とする技法。使用者の力量次第で連続で振るうことのできる回数が増える。承李が行う場合、4連撃まで行うことができる。
・五の型 火槍(かそう)
至近距離で防御を固めた相手を突き崩す技法。一歩後ろへ下がり、軸足で回転。そのまま勢いを乗せて突きを放つ。
・六の型 火箭(かせん)
戦闘中に刀から手を離し空中に置くことで相手の意識を反らしてから格闘戦を仕掛ける。ところまでがフェイントであり、そこからさらに手放した刀を蹴り上げることで行う二重の奇襲
堅い防御を意識の底から揺さぶる技術。ただの初見殺しとも言うが、戦闘中に刀を手放しても問題なく、格闘戦も行える承李が行うことでただの連撃と化す。
・七の型 雷火(らいか)
距離が離れてしまった相手に、斬撃と共に距離を詰める歩法。
・八の型 炎魃(えんばつ)
体制を崩した相手を即座に追撃する終の型。
首元を正確に狙いすまし、一刀の下に切り伏せる。
・秘奥 九の型 陽炎(かげろう)
自身が居た場所に殺気を乗せた陽炎の分身を残し、後ろへと瞬時に下がることにより攻撃の距離感をずらし攻撃後の隙を突く技法。
・秘奥 十の型 終炎(しゅうえん)
残火に宿る火の力を全て刃先に集める。実に摂氏3000度で放たれる斬撃に斬れぬモノは無い。
使用後、残火の使用にリキャストがかかる。
【水無月流】
其徐如林の考えに基づいた流派。
柳のような精神性を持ち、全てを受け流すことを基本思想としている。
対応する精霊刀 天泣
・一の型
・二の型
・三の型
・四の型
・五の型
・六の型
・七の型
・八の型
・秘奥 九の型 明鏡止水
・秘奥 十の型