設定の補足

作成日時: 2019/05/29 23:42:00
●【MPFA-2】(以下アーム)について

アームはヴィルジニアが要塞椅子を通して自在に操作することのできる要塞椅子の脚であり近接用装備である。

・要塞椅子の脚として使用するとは
  
 アームは電磁波に似た力を強く帯びており、4本全てを要塞椅子の周囲に垂直に近い角度で地面に立てることで要塞椅子自身を60cmほど浮かせることができる。その状態でそれぞれのアームを器用に動かすことにより四足歩行をしており車椅子でありながら足場の悪い場所も踏破できるようになっている。
 また、ヴィルジニアはサイボークといえど機械化されているのは脳と頭蓋骨、脊柱の一部のみであり、腕力は一般女性と変わらないため、アームを脚として使っていない(武器として周囲に浮遊させている)時は普通の車椅子と同程度かそれ以下の機動力しか持たない。

略歴

 1988年6月23日にアメリカ ペンシルベニア州フィラデルフィアにてイタリア系移民で金融業を営むデメトリオ・ビアジャンティ、エルマ・ビアジャンティ夫妻の第一子として生まれる。ビアジャンティ家は三代前にアメリカに移民してきたイタリア人の家系であり、事業家としての成功も地元のマフィアとの繋がりによる所が大きかったといわれている。
 ヴィルジニアは先天的に下半身不随であったとされ、その原因も不明であるがUDC関連ではないと考えられている。
 幼少期は下半身不随という障碍を負いながらも周囲の理解もあり平穏な子供であった。性格はやや内向的な面が強いが学業の成績は優秀であり、2007年に地元の州立大学の経営学部に入学する。