チェスカー・アーマライトのユーベルコードについて

作成日時: 2022/07/12 23:56:36
◆搭乗状態を前提とするもの

オーヴァードスパークキャノン

【戦車砲を内部動力源に直接繋いだ状態】に変形し、自身の【機体の電装系が攻撃終了後にダウンする事】を代償に、自身の【戦車砲から極太ビーム砲を照射し続け攻撃力】を強化する。
POW

 またの名をロマン砲。
 展開、発射のイメージはベクターキャノンと主任砲を足して2で割った感じ。
 使用感はヒュージブレードとかバスタービームとか。ポケ◯ンで言えば破壊光線。

 ビームを照射し続けた状態で薙ぎ払うように振り回すのが主な使い方。
 フルパワーでの持続時間は約レベル秒。
 出力を絞れば時間はちょっと伸びるが、あまり細かい調整は出来ない。

 電装系ダウン後は、30秒前後で再起動が可能。
 それまでは実質エンジンストップ状態だが、『パジョンカ』だけは個別バッテリーによって遠隔での発射制御が可能。

 どちらのモードでも使用できるが、戦車砲から発射するためスタンディングモードでは機体固定が必須。
 タンクモードであっても、移動に使うエネルギーも全て攻撃に回すため、結局動けない。


最低野郎の流儀

【各モードごとに使用可能な武装の全弾斉射】を放ち、自身からレベルm半径内の指定した全ての対象を攻撃する。
POW

 "おっちゃん"の教えに曰く、敵対した奴は徹底的に叩け。
 一度当たった同業者の牙を折っておけば、次会った時そいつは自然と心理の風下に立つ。
 顔合わせた瞬間に「ゲェッ」と思わせられれば、その時点でこちらの勝ちだ。
 
 その時々に使用可能な武装を全門斉射する範囲攻撃。
 範囲を絞って、一つの標的に集中砲火を浴びせれば、若干火力も上がる。


傭兵野郎の底力

自身が操縦する【機体】の【持ち味を最大限活かす操縦テクニック】と【持ち前の勘と経験則で、機動力、装甲、攻撃力】を増強する。

 どういう風に狙われるのが嫌か。どこが死角になるのか。
 それを加味した相手はどう動くか。その動きに振り回されず立ち回るにはどうすればいいのか。
 長年、機動力の低い重量機に乗っていると、そう言った事を先回りして考えるのがクセになっていた。

 ジッと構えているだけでは埒があかない時、立ち回りに工夫が必要な時に使用。
 これまでの傭兵生活の中で培われてきた技術、経験、勘を総動員する。
 操縦桿や足元のペダル、コンソールのボタンやレバー類を忙しなくガチャガチャしまくってるイメージ。


チャージングフォート

【出力限界を解除した内部動力源】によりレベル×100km/hで飛翔し、【機体重量】×【機体装甲の硬度】×【加速距離に応じた速度】に比例した激突ダメージを与える。

 要は最大速度で繰り出す体当たり。
 相撲で言えばブチかまし。
 タンクモード時は機体前面のシールドをぶつける感じ。
 スタンディングモード時は、車体を直接ブチ当てるか、蹴り(+パイルバンカー)を当てるかして攻撃を行う。
 UC【オーヴァードスパークキャノン】使用時と同じく、出力上限を解放した状態の動力をフルパワーで稼働させてブースターを噴かす。
 それでもふんわりホバリングする程度にしか上昇できないが、ある程度は地形を無視して走行できる。


超接地展開

全身を【火力と防御力に全振りした迎撃要塞モード】に変える。あらゆる攻撃に対しほぼ無敵になるが、自身は全く動けない。
POW

 全く動けない=その場からの移動は出来ないが、銃口砲塔を動かしたり引き金を引く事は出来る、と言う解釈。
 
 スタンディングモードで使用する場合、戦車砲を撃つ時の様に機体を固定し『ドーザー』も展開された状態になる。
 タンクモードで使用する場合、砲塔下の『ワイヤー』4本を地面に打ち込んで機体を固定する。

 迎撃要塞の名の通り、機体の傍に近寄らせない為の戦術。
 至近距離に寄られて関節部などの脆い箇所を狙い撃たれない限り、大抵の攻撃は凌げる。


Sinker Ball(アイ・アム・シューター)

【機体】から【高靭性軽鋼ワイヤー】を放ち、【機体重量で押さえつける事】により対象の動きを一時的に封じる。

 Unwritten Rulesとは〝暗黙のルール〟の意。
 野球であれば、大差がついて勝敗がほぼ決まっている試合終盤において、リードしている方のチームは積極的に得点を狙うべきではない、と言った暗黙のルールが存在する。
 要は〝忖度〟である。
 そんなものが、戦場で何の役に立つと言うのか。

 高機動機体を相手取る場合の最終手段。
 ワイヤーで捕縛した後、機体重量に物を言わせて全力で引き留める。スタンディングモードならアンカーも展開して踏ん張る。
 よほど大型の相手でなければ、力負けする事はそうそう無い。


◆生身での使用も可能なもの

アイアンボトムサウンド

敵を【被弾も破損も厭わない捨て身】で攻撃する。その強さは、自分や仲間が取得した🔴の総数に比例する。

 泣いても笑っても状況は変わらない。
 ならば笑え。悪魔よりも先に笑ってやるのさ。

 今が〝その時〟と判断したなら、その行動には一切の迷いが無くなる。
 己の魂の声に従った末の結果であれば、後悔なんて無い。
 はいつくばって生きるより、立って死ぬほうが遥かに良い。
 ……まあ、ちょっとやそっとの事で死ぬつもりなど、元より無いワケだが。


弾丸芸術

【周辺に残置された装備や残骸等を材料に】【その場で自作した様々な砲弾、弾薬、弾頭】【を自分の武器かキャバリアに装填する事】で自身を強化する。攻撃力、防御力、状態異常力のどれを重視するか選べる。
POW

 貧乏根性ここに極まれり。
 敵の弾をリサイクルするのはもちろん、戦場に転がった残骸や鉄屑、道端の石ころすらも見境なく再利用する。
 案外、チマチマした作業も嫌いではない。

 作成した物は、戦車砲や『パジョンカ』、生身で扱う火器などに装填して使用する。


解体業者の3分リフォーム

戦場の地形や壁、元から置かれた物品や建造物を利用して戦うと、【自分がそれらを破壊した際に生じる瓦礫など】の威力と攻撃回数が3倍になる。
SPD

 読んで字の如く。
 足りない解放感をプレゼント。

 機動力に欠けるビッグタイガーは、キャタピラで踏み越えられないような、入り組んだ地形での戦闘が苦手。
 その隙を補う戦術の一環である。

 市街地での戦闘においては、予め住人の避難が完了している等のアナウンスが無ければ"基本的に"使用を自粛する。例外はある。



BLUE DAHLIA Re:BOOT

技能名「【継戦能力】【メカニック】【闘争心】【操縦】」の技能レベルを「自分のレベル×10」に変更して使用する。

 "おっちゃん"の教えに曰く、使えるものは何でも使え。
 残置された敵の武装でも、先に倒れた味方の部品でも。誰かから奪ってでも、自分が生き延びる事を考えろ。

blue dahliaとは、青いダリア、ありえないもの、得がたいもの、不可能な事、滅多に無いものの意。

 敵キャバリアから奪った部品や火器をビッグタイガーの装備として利用したり、損傷を補うような立ち回りをしたり、気合い的な何かで奮起したりする事で、ほぼほぼ大破した状態からでも〝再起動〟する事が可能。

 奪ったパーツが多少壊れていても、メカニック技能で修理するか、操縦や闘争心(と言う名の根性)技能で強引に使用する。
 自前の火器はビッグタイガーから動力供給を受けている都合上、登録していない武装はエラー扱いになるが、実際はディスプレイにエラー表記が出るだけで特段実害は無い。
 使用すること自体に問題は無い。

連携戦術

【同じ敵と交戦している味方】が自身の元へ多く集まるほど、自身と[同じ敵と交戦している味方]の能力が強化される。さらに意思を統一するほど強化。
POW

 孤高を気取れるほどの才覚がある訳でもない。
 味方に恩を売る、と言うと角が立つが、それでもこいつは至極真っ当な生存戦略だ。
 だが積極的に助けに行ったとして、自分がトチれば共倒れは免れない。
 残存弾数と相談した上で、余裕があれば人を助けろ。


ハードラック・ロックンロール

【キャバリアに芽生えた自我と連携する事】によって、自身の装備する【キャバリア】を遠隔操作(限界距離はレベルの二乗m)しながら、自身も行動できる。
SPD

 いつの間にやら、自我っぽい何かが芽生えていたビッグタイガー。
 話しかければ応えるし、操縦桿を握らずともある程度の活動は出来るらしい。
 でもまあ、2人で協働する方が遥かに効率的なのはお互いによく分かってる。
 たとえ無防備な生身を晒す事になっても、それはそれで構わない。
 いざって時に必要なのは、躊躇わずに行動できる肝っ玉だ。

 ビッグタイガーの発語は無いが、ディスプレイに文章を表示したり、簡単なジェスチャーでの意思疎通が可能。
 パイロット無しでの活動時、ビッグタイガーが出来るのは、あらかじめチェスカーが支持した事か、これまでのチェスカーの戦い方を参考とした行動のみである。