チェスカー・アーマライトについて

作成日時: 2022/07/08 00:56:21
チェスカー・アーマライトについて

 自由気ままに旅をする、根無草の女傭兵。

 好戦的な性格に反して本人の戦闘力は低め。どちらかと言えば適正はメカニック。
 勘と経験と根性をどうにか駆使して、ヒーヒー言いつつも楽しげに戦場を駆け回っている。

 戦場を棲家として10年ほど生き延びてきたが、それでもガチのベテランから見ればまだまだ青二才。本人も自覚しているので、年長者からの助言などは意外と素直に聞く。

 錆びた缶のシガーケースに野菜スティックを常備しており、煙草のごとく咥えている。主にニンジンなど、保存のきく根菜類がメイン。稼ぎに余裕がある時はたまにキュウリが混ざっている。

搭乗機、ビッグタイガーについて
https://pbwmemo.net/v/3woRxQgh

ユーベルコードについて
https://pbwmemo.net/v/tGjuKFdS


◆基本的な行動指針、性格について

 人助けもやぶさかでは無い……と言う割に、金払いの良さそうな相手には躊躇なく報酬を要求し始める。結構がめつい。
 そのくせ豪快な性分で、使う時はとことん採算度外視。
 いわゆる、エリクサーを最後まで温存してラスボス戦で全部使い切るタイプ。抱え落ちが一番もったいないと考える。

 自身の師でもあった"おっちゃん"の教えを、10年経った現在も律儀に守っている。
 曰く、
 使えるものは何でも使え。
 敵対した奴は徹底的に叩け。
 余裕があれば人を助けろ。
 いざって時はパイロットキルを躊躇うな。(必要なのは躊躇わずに行動できる度胸である、と解釈している)

 敵の装備が自分でも使えそうだと判断した場合、積極的に奪いに行く。
 多少壊れたとしても、UC【BLUE DAHLIA Re:BOOT】のメカニック技能で修理したり、UC【弾丸芸術】の材料にするなどしてキッチリ有効活用する。
 手先が器用で地味な単純作業が得意。下手くそな鼻歌交じりにチマチマコツコツやってる。

 基本的には戦闘脳。ヒャッハー。
 ヤバい時ほど笑顔になるのは、大抵の場合その状況が楽しくてしょうがないという心情によるもの。

 根本の性格は意外にも真面目で勤勉。比較的善人寄り。
 不殺を依頼されれば、なるべく応える努力はする。
 それでも自分の力量が届かない場面は必ず存在すると割り切っている。


◆装備品について

 設定上では、ビッグタイガーのコクピット内部に、バール的な鈍器(一応工具としても使う)を積んである。

 ◆ GMA-79中折れ式40mm滑腔単発銃『スチールボール』
 見た目はM79グレネードランチャー。ストックと肩紐(スリング)付き。
 射手から見て左側面に装着された天使核のエネルギーを利用し、弾を撃ち出す単発銃。
 弾頭さえ用意できれば火薬無しで射撃できるため、UC【弾丸芸術】と相性が良い。

 クロムキャバリア製の中古グレランに、他者から買い付けた天使核と専用アタッチメントを取り付けた一品。
 滑腔銃(ライフリング無し)であるため、射程はそう長くない。
 一発づつしか装填できない。
 
 あだ名の由来は、解体工事用の重機・レッキングボールクレーン。


 ◆ SAW/MG249『ステープラー』
 ベルトリンク給弾式のオーソドックスな分隊支援火器。
 伏せ撃ち用のバイポットは取り外し可能で、アタッチメントを変えてビッグタイガーの上面にマウントする事もある。
 弾幕による範囲制圧で敵の動きを抑制するのが主な使い方。
 その使用用途から、ステープラー(ホッチキス)と呼ぶようになった。


◆外見について

 女性にしてはゴツイ。ほぼメスゴリラ。
 骨太な体型に加えて、機体の操縦桿が重くて腕まわりが鍛えられている。
 女性らしい服装が似合わないのは自覚しており、特に気にしていない。
 むしろ身長が160cmに満たない事の方がちょっと気になる。

 目つきが悪く、笑顔が怖い。

 ジャケットやブーツは軍の放出品。メンズばっかり着ている。
 中のロゴシャツは、野球チーム『RUST STEEL RAVENS』ユニフォームのレプリカ。フリーサイズ。奇跡的な大逆転の末にチームがリーグ優勝を果たした時の記念品。


◆趣味、嗜好について

 趣味はベースボール(野球)の試合観戦。スポーツは大体何でも好きだが、ルールの分かるベースボールが一番のお気に入り。
 贔屓のチームは『RUST STEEL RAVENS』(錆鉄の鴉)。
 通信の届く所ならたまに試合中継のラジオを聴いている。

 音楽も好き。スタジアムで流れてる曲や、中継番組のテーマになっている曲のうち、特に気に入ったものはデータに落としてBGM代わりにしている。
 レパートリーはロックやメタルが多め。
 機嫌が良いと鼻歌を歌い始める。

 食べ物に関して好き嫌いは無い。
 肉も好きだし野菜も好き。辛味も苦味も美味しく頂ける。
 傭兵デビューして間もない頃、ろくに稼げず食費に困窮した経験から、食える時に食えるだけ食っとけの精神を培った。
 食事をやたら詰め込もうとするのは、昔の名残。

 酒も煙草も嗜まない。酒が入ると眠くなる。
 なんなら煙草のごとく野菜スティックを勧めたりする。「アンタも一本どうだい?」と言った感じに。

 賭博は嗜む程度。
 テンションに任せて分の悪い賭けに乗る事もあるが、一応引き際は弁えている。
 

◆かしこさについて

 学歴の上では小学校中退。
 しかし様々な人物から薫陶を受けた事で、ジャンクパーツからキャバリアを組み立てて問題無く稼働させられる程度には知識を備えている。
 簡単なレベルならプログラミングも出来る。

 戦闘に関する知恵は回る。
 基本的には粗暴な脳筋だが、バカではない。
 しかし最終的には"火力は全てを解決する"という結論に至りがち。


◆ビッグタイガーについて

 スクラップ寸前の状態から全て手作業で修理を施し、以後10年に渡って二人三脚で生き抜いてきたという来歴から、もはやチームメイトかのように愛着をもって接している。時々喋りかけたりもする。
 もはや子煩悩とも言える程、手塩にかけて整備をしている。

 その割に、戦場での扱いはとても手荒。被弾も破損も厭わず最前線に突っ込んでいく。
 曰く、「機体を信頼してなきゃ出来ねー芸当」らしい。

 その関係性は、アメリカ海兵隊の『銃手信条』にあるライフルマンと銃のよう。
 我無き銃は役立たず、銃無き我もまた同じ。