高岩凛設定文非短縮版&装備設定

作成日時: 2020/06/21 12:03:57
・略歴

UDC機動部隊"JAE"所属。元は警察機動隊に所属していたがある事件で犯人の銃撃から同僚を庇い負傷、両腕切除および自力歩行が不可能になるほどの重傷を負い除隊。失意の日々を送るが変形義手及び強化外骨格の実用試験の為UDCにスカウトされ機動部隊員として異形の怪人を生み出す要注意団体と戦っている。


・生い立ち

両親共にUDCエージェントだったが、小学生時代に両親の長期休暇を狙ったUDCに襲われる。両親の必死の抵抗で凛だけは一命を取り留めるが両親は死亡。それ以来、事件の後遺症で残った顔の傷痕と両親を亡くしたトラウマから「いつか両親を殺したあの化物がまた私を殺しにくる」という恐怖を抱えて高校生頃まで友達もできず孤独に、自分を襲った化物をヒーロー番組の怪人に重ね「怪人がいるなら助けてくれるヒーローだっている」というか細い思いだけを希望に生きる。
そして高校1年の頃、恐れていた事が現実になる。バイト帰りの深夜に廃工場の前を通りかかった際に不審な物音を耳にして廃工場に入っていき、謎の男とUDCが戦っている場面に遭遇する。UDCに人質に取られ殺されそうになるが謎の男=サイボーグのグールドライバー・巽次郎に助けられ、抱えていた恐怖を打ち砕いてくれた彼を見てヒーローは本当にいる、と彼を心の拠り所にする。
それから一年ほど経った頃に改造された体にもう殆ど寿命が残されていない事を悟った巽次郎は凛を置いて、彼を改造した要注意団体との最終決戦に赴く。その際次郎の残した「今度はお前が誰かのヒーローになってやれ」という言葉を胸に、凛はヒーローになることを志す。


・所属部隊
機動部隊と-932("JAE")
機動部隊と-932は怪異、邪神、異常存在から回収された異常性の要となるオブジェクトおよびそこから解析された原理によって製作された兵装の性能試験、先行試験の為の現地運用を専門としています。


・装備

【義手】
肘から先に装着されている筋電義手。UDCが一般に秘匿している技術が使われているため、見た目と吊り合わない大型重機並の出力を持つ。また試作型の現実改変装置・ヒュームドライブを搭載し、使用者の意思によって外観や構造、部品までもが変化し、ある程度質量も増減するなど物理法則を無視した変形機能により様々な形態に変化する。


【強化外骨格】
彼女の五体に装着されているフレーム状の強化外骨格。全身の筋力を補助するもの。この補助のお陰で彼女は事件の後遺症を気にせず、事件前以上の身体能力を発揮できる。


【ハザードライバー】
義肢強化形態【ハザード】に変身する為のベルト型起動装置及び制御装置。
引鉄型のスイッチを引く事で起動する。

義肢強化形態【ハザード】
義手に搭載されているヒュームドライブの効果を全身に広げ、義手及び強化外骨格を統合し全体の出力を通常時より遥かに引き上げる。また、強化された現実改変能力は本人に留まらず戦闘相手にも及び、攻撃時に接触した敵の装甲や外殻の強度を下げ、出力を全開にした際には装甲と強制的に融合し、通り抜けるように内側に直接攻撃を与える。
本来は精神に影響のあるようなものではないが高岩が可能な限りの強化を行うよう強要した結果、神経系を伝って脳を侵食し、使用中は良心を失い、変身を解除する度に感情そのものが薄れていく副作用が発生している。
名前は高岩が勝手に命名した。

義肢融合形態【レボルハザード】
心の闇を払拭し手に入れた力。
義肢と完全に融合し、限界以上に引き上げた現実改変能力により武装に留まらず物理法則すら改変する力を発揮し、自分にかかる慣性や重力を操り常識外の機動を実現する。

【ケテルドライバー】
ケテルに変身する為のベルトの形をした細胞活性化装置。

【ケテル細胞】
異常な研究を行っていた製薬会社の跡地から回収されたオブジェクト。
日本の離島に伝わる怪物「稀照」のものとされる腕のミイラから採取された未知の細胞であり、生物と投与することで強靭な身体能力を与え、その種の特徴をより闘争に特化した形に変化させる特性を持つ。
原種の細胞をそのまま投与すると予測しない変異・活性化を起こす恐れがあるため一度なんらかの生物に反応させ安定させたものが兵器として使用されている。
高岩が投与したものは硬質化と再生力に優れたヨロイトカゲ型。

ケテル細胞活性化形態【ケテル】
ケテル細胞を活性化する薬液をケテルドライバーにより注入し、血管を通して全身に行き渡らせることにより生体兵器へと変身した姿。身体から刃や棘を生成する能力とケテル細胞を増殖させる事で負傷、欠損を再生させる特性を持つ。また変身中に宿主が動物性タンパク質を摂取することでより細胞が活性化しより強力な姿になる。



【ビザールシューター】
魔力ジェネレータおよび魔術の演算制御により魔術の知識がないエージェントでも魔術を行使できる装備。
それとは特に関係なく使用中は強制的に魔法少女になる。

【BAD-MAX】
市販の大型バイクを元に制作された独立型戦闘支援バイク。
内蔵式グレネードランチャーとマシンガンを搭載し人型形態へ変形も可能。
会話はできないが愛嬌が有るようで無い身振り手振りでコミュニケーションを行なう。


・関係者
【巽次郎】高岩がヒーローを志すきっかけになった人物。元プロレスラー。要注意団体に拉致され人体改造のテストベッドに使われ、人造邪神とでも言うべき存在に改造される。実験中に脱走し、要注意団体が生み出す人造邪神を、自分を化物にした要注意団体を滅ぼす為に戦う。改造されてから約一年後にまともでなくなった自分の体が急速に寿命を消費してもう先が長くない事を悟って要注意団体へ特攻をかけ、戦力の9割を道連れにするが要注意団体の首領に討ち取られ死亡する。