高岩凛設定文非短縮版&装備設定

作成日時: 2019/07/10 01:41:58
・略歴

UDC機動部隊"JAE"所属。元は警察機動隊に所属していたがある事件で犯人の銃撃から同僚を庇い負傷、両腕切除および自力歩行が不可能になるほどの重傷を負い除隊。失意の日々を送るが変形義手及び強化外骨格の実用試験の為UDCにスカウトされ機動部隊員として異形の怪人を生み出す要注意団体と戦っている。


・生い立ち

両親共にUDCエージェントだったが、小学生時代に両親の長期休暇を狙ったUDCに襲われる。両親の必死の抵抗で凛だけは一命を取り留めるが両親は死亡。それ以来、事件の後遺症で残った顔の傷痕と両親を亡くしたトラウマから「いつか両親を殺したあの化物がまた私を殺しにくる」という恐怖を抱えて高校生頃まで友達もできず孤独に、自分を襲った化物をヒーロー番組の怪人に重ね「怪人がいるなら助けてくれるヒーローだっている」というか細い思いだけを希望に生きる。
そして高校1年の頃、恐れていた事が現実になる。バイト帰りの深夜に廃工場の前を通りかかった際に不審な物音を耳にして廃工場に入っていき、謎の男とUDCが戦っている場面に遭遇する。UDCに人質に取られ殺されそうになるが謎の男=サイボーグのグールドライバー・巽次郎に助けられ、抱えていた恐怖を打ち砕いてくれた彼を見てヒーローは本当にいる、と彼を心の拠り所にする。
それから一年ほど経った頃に改造された体にもう殆ど寿命が残されていない事を悟った巽次郎は凛を置いて、彼を改造した要注意団体との最終決戦に赴く。その際次郎の残した「今度はお前が誰かのヒーローになってやれ」という言葉を胸に、凛はヒーローになることを志す。


・所属部隊
機動部隊と-932("JAE")
主に要注意団体から回収された非生物的なオブジェクトおよびそこから解析された原理によって製作された兵装の性能試験、現地運用を行なう部隊。


・装備

【義手】
肘から先に装着されている筋電義手。UDCが一般に秘匿している技術が使われているため、見た目と吊り合わない大型重機並の出力を持つ。また武装として手首からブレードを展開する他、使用者の意思によって外観や構造、部品までもが変化し、ある程度質量も増減するなど物理法則を無視した変形機能により様々な形態に変化する。


【強化外骨格】
彼女の五体に装着されているフレーム状の強化外骨格。全身の筋力を補助するもの。この補助のお陰で彼女は事件の後遺症を気にせず、事件前以上の身体能力を発揮できる。


【ハザードライバー】
義肢強化形態【ハザード】に変身する為のベルト型起動装置及び制御装置。
引鉄型のスイッチを引く事で起動する。

義肢強化形態【ハザード】
ヴロス・ヴァルカーによる改造により追加された義肢強化形態。
高岩の装着している義手及び強化外骨格を統合し全体の出力を通常時より遥かに引き上げる。
本来は精神に影響のあるようなものではないが高岩が可能な限りの強化を行うよう強要した結果、使用中は良心を失い、変身を解除する度に感情そのものが薄れていく副作用が発生している。
名前は高岩が勝手に命名した。

【バイオレントドライバー】
新生物細胞活性化形態【バイオレント】に変身する為の人喰い細胞の培養装置及び変身時の人体への影響を抑える為のベルト型細胞投与・回収装置。ただしこの装置を使っていても人体への影響を0にできるわけではなく、ベルトに回収されきらず残った細胞は変身毎に体へ蓄積する。


新生物細胞活性化形態【バイオレント】
異常な研究を行っていた製薬会社から回収された細胞を投与して変身する姿。この細胞は動物性タンパク質、特にヒトのそれを好み、捕食した部分を強靭で硬質なものに置き換える特性があり、この細胞を血管を通して全身に行き渡らせることにより生体兵器へと変身する。変身中に宿主が動物性タンパク質を摂取することでより細胞が活性化しより強力な姿になる。


【プロップシューター】
高岩が"JAE"開発チームに特注で作らせたもの。
フォアエンドに大型の銃剣が付いたストックレスの散弾銃。銃剣をバレルの先にスライドさせ、グリップを直線にしたソードモードに変形可能。
自動詠唱機能も搭載されているが標準仕様と違いやたらファンキーな音声が鳴る。
こちらも高岩が勝手に命名した。

【BAD-MAX】
市販の大型バイクを元に制作された独立型戦闘支援バイク。
内蔵式グレネードランチャーとマシンガンを搭載し人型形態へ変形も可能。
会話はできないが愛嬌が有るようで無い身振り手振りでコミュニケーションを行なう。