深淵(感情に対する変化)

作成日時: 2019/11/09 21:50:05
【2019/10/2~】

同族だらけの声に紛れていたが、ふと賑やかな声が幾つか減って。
『寂しい』を、はっきりと理解する。

俺様は『バス停』だが、確かに今は『ヒト』をしていた。
そう、『ヒト』のような、ものだった。
…………ならば、すこしくらい『ヒト』のようなワガママを。
素直な『感情』を、思うままに伝えてもいいのでは。



バス停としては常に第三者で居たいから……『ヒト』のような『葛藤』があるけれど。
「あァそうなんだ」と納得を、しないわけでもない。
それならば。落とし主を探す以外に、楽しみ方をひとつ、見つけたような気もするんだ。
……その始まりは、×××、××××××××であるけれど。

気にしてないように見えるのであれば、俺が『ヒト』ではない証拠だろう。
ただ……掛けるべきが、どんな『言葉』であれば良いのか……。
常に第三者で居ようとする俺が『何を』言う口をもつというのか。
静かに考えていたが、分からない。
……それでも俺は、俺様は。
見ていて、……つらかッた。



【2019/11/08~】

『感情』、とやらは、難しい。
俺様の思考と違う、変なコトバがたまに、でているようだが……
…………やはり、『根本は』よくわからない。

バス停がそう思うのは百歩譲ッて良いとして、在り方として、違うとも思う。
複雑だ、わからない。でもわからなくても、…………まァ、いいか。
考えすぎても、眠れぬ夜の供にしか、なりはしねェし。