檪 朱希 裏設定・過去等

作成日時: 2020/05/15 14:34:46
🦋蝶の傷痕と一部の地域に語られた物語について
蝶の傷痕は、UDCアース製の刻印によるものであり、「怪異:破滅導く深淵の蝶」によるもの。
怪異単体では非常に弱く、脅威にすらならないが、「宿主」に寄生することで徐々に真価を発揮する。
ただ、宿主は誰彼構わずというわけではなく、強い「心の傷」があり、怪異がそれを認めた者にのみ宿れる。
朱希の場合、「村人全員から存在を否定され、人として扱われなかった」ことから認められた。
※トラウマは、怪異が宿った後の後天的なもの。



私は生まれつき、赤い、赤い眼を持っていた。
髪も黒髪に赤が混じった、周りと違う黒と赤。

──なんということだ……

──悪魔だ……悪魔の子だ!!

──殺せ! 母親諸共殺してしまえば村は救われる!

元々、村では排他的な独自の思想を持って生きていた。
その人達にとって、突如として起きた困惑と動揺。
誰が言い始めたのか……悪魔、その一言から、私の人生は幕を開ける……


ダークセイヴァー【星灯の村】。
この村では、子供は神から賜る神聖なであり、村を照らす(繁栄の)象徴として大切にされていた。
特に、村長の子供である私は……一層皆から期待を受けていた。



──