PBWめも
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J(ジェイ)・ランス設定
作成日時: 2020/01/17 14:37:52
『J・ランス』
幾重にも積層された情報の残滓、骸の海より彼は生まれた。キマイラフューチャー前の世界にて存在したアニメ、[シュバルツ・ローヴェ]のキャラクターを模して生まれた彼は、自らをランスと定義づけ、様々な情報を集めて回った。元になった存在の特性上、男性的であることから闘争を好み、武力を愛し、自らが傷つくことがない故に幼く育ち、故に、全ての感情は模倣である。対になるオブリビオンを殺し、悲しみを知るまでは。
特徴
彼は自然発生したバーチャルキャラクターで、有象無象の事象的スクラップの継ぎ接ぎで構成されている。見た目は小年のそれであるし、シールされていはいるが、その質感は人のそれではなく、むしろサイボーグ体に近い無機質である。目は赤く金髪で、少年然とした恰好をしている。これは彼の精神年齢から基づくものであり、目立ちたがりで自己顕示欲の表れであるといえる。何かしらの能力使用時は目が無機質な虹色を帯び(CDディスクの情報面のように)、電脳世界より、電脳魔術を通してから様々な事象を呼び寄せる。
第四の壁と行動について
彼は自らを被創造物であると認識しており、一種の狂気状態であるといえる。ゆえに、第四の壁(いわゆる"私の"地の文)とのある程度の会話が可能である。もちろん、他者からはひどい独り言ごとに見えるし、彼自身もこの狂気を認識している。しかしながら、この狂気は非常に便利であるし有用であるから、彼は使用をいとわない。しかしメタであるこの事象を変えることは、物語の登場人物としてわきまえている。また、決まった事象を変えることは彼とて無理であり、文句を言いながらも追随するだろう。
キマイラフーチャーへの顕現
彼の核である意思は、一言で言えば外界からの来訪者である。しかしながら、このキマイラフュ-チャーでの顕現で、その制限は顕著になる。アニメ[シュヴァルツローヴェ]のキャラクター・ランスの設定に即した姿ではあるが、ほぼすべての能力は制限され、適用されたのはほんの一握り。
「まあ、なんとかなるっしょ!?」
などと大見えを切ったものの、無い袖は振れないのである。とりあえず会話を楽しみつつ、各機能を最適化させていこうというのが当面の目標となった。
各機能(フェーズ)
*フェーズ0:黒獅子(シュバルツ・ローヴェ)
現状。少なくとも、フレーバー的なことは可能ではあるが(実体の構成、再構成など)、ダメージをうければ損傷するし、やはり痛いものは痛い。攻撃方法は間接的なものが多く、主に電脳魔術を模倣しての事象干渉による攻撃(見た目は電脳魔術と変わらず)であったり、電脳魔術とアームドヒーローを組み合わせた重装形態、ヘビーアームド・ウェポナイズというユーベルコードが存在する。これは後述するオプションの一部を取り出して行うものである。また、固定された種族的にグッドナイス・ブレイヴァー、エレクトロレギオンといったドローン作成が行える。これらはそのうちアップデートされるだろう。武装は随時更新。
対戦車/対化物用30mmガトリング砲:3m程度に切り詰められたガトリング機関砲。空間固定して運用するので、本人が持つことはない。
630mm電送砲(ブリッツカノーネ):電脳魔術による電磁仮想砲塔展開によって、高密度のプラズマを発射する兵装。対艦用とされる。
慣性制御術式(ワード・オブ・イナーシャ):金色のマフラー状の書物。事象より慣性の概念を呼びよせ、装備した対象と接続する。接続されれば、フェーズ1へと移行する。
重力制御術式(ワード・オブ・グラヴィティ):重力/引力の概念を制御するためのプログラム術式。マフラー型の慣性制御術式を推し進め、プログラムとして小型化を推し進めた代物。彼は、概念を掌握すべく動きだした。
獅子の牙(シュトースツァーン):度重なる戦闘によって、小規模の戦闘にも対応する必要がでてきた。よってゲリラ的対応の出来るよう、自身の腕を硬質化、ブレードとするよう改造した。
*フェーズ1:高貴なる獅子(イドラー・ローヴェ)
ユーベルコードによって励起される形態。本来この状態は、獅子の鬣を彷彿する金色の荷電粒子加速帯であり、マフラーのように装備される。はずなのだが、より強化されて魔術的な要素を併せ持つに至った。慣性の概念制御である。つまるところ、自身の運動エネルギーを慣性の概念制御することによって、様々な高機動・高運動性を可能にするのである。本形態をもってフェーズ1は完成をみた。ユーベルコードとして登録されている。
*フェーズ2:切り裂く黒獅子(シュバルツローヴェ・ツェアライセン)
理想の形態であり、最も横暴な形態。骸の海より自身の半身である3m級小型宙間戦闘機「ツェアライセン」を呼び出し、合体、人型形態へと変形する。宇宙空間での格闘戦(数十km単位)を想定している。戦闘機は漆黒の剣のようであり、そのまま突撃しても斬撃兵装として機能する。なお、体が大きくなるためか、精神年齢も一時的に高くなる。
頭部カメラ:いわゆる頭。ランス本人の頭だが、専用ヘルメットをかぶっていて人の面影はない。前後に長く、獣の口のような部分を開けば、5つのカメラアイが辺りを見渡すことになる。これは広域を観測するための装置であり、普段は胸のメインカメラが機能している。
荷電粒子噴射機(電磁封入式レーザーブレード)×4:主兵装。2対ある下腕そのものをブレードとする攻撃。広大な宇宙空間での格闘専用にチューンされるため、その刀身は20kmと広大だが、空気のあるところでは30mまで減衰する。
30mmガトリング砲×1:尻尾のように背中に取り付けられた射撃兵装。30mmなだけあって絶大な威力を有するが、バランサーも兼ねているため、あまり使われない。戦闘機形態では機銃として機能する。
荷電粒子砲×1:戦闘機形態の主兵装。対艦用。小さな都市なら壊滅できそうな威力を有するが、それも宇宙空間限定であり、地上となれば話は別である。それでも、小型船泊程度なら一撃であろう。
電送誘導弾(ミサイル):電脳魔術によって無限生成される小型対空ミサイル。一度の発射には限りはあるが、彼のエネルギーが尽きるまでは無尽蔵である。
*フェーズ3:反逆の獅子(ユーダス・ローヴェ)
最終形態。フェーズ2を推し進め融合した姿であり、色は逆に白く反転し、金髪は3mの身体に相応しいほどに伸びる。彼がJと言われる所以の形態でもある。電脳魔術士よりもアームドヒーローの面が強く出ており、宇宙空間用であった主砲も地上で使用可能になっている。主に格闘戦向けの調整・強化がなされている。なお、より二対あった腕は一対となり、もう一対の腕は肩部装甲として固定化される。また、機体剛性強化のために変形はオミットされ、より有機的なデザインになる。
次元破断剣×2:主兵装。見た目はただの手刀だが、意識の範囲内の対象を任意で切り裂く装備である。
次元破砕砲×2:肩部に固定化されたもう一対の腕の使い道。意識の範囲内の対象を、周囲の空間ごと吹き飛ばす装備。
30mmショットガトリング砲×1:背後用の固定用装備だが、尻尾と化している。また、主に散弾を連射するために殲滅範囲が広い代わりに射程は短い。
電送誘導弾(光線兵器):電脳魔術によって無限生成される小型対空光線。射出制限を解除されているため、際限なく呼び出せる。また、全方位に射出が可能になっている。
その他
化学系統に特化した人格からなのか、オカルト系にめっぽう弱い。魔法が使えるにもかかわらず、である。これは理解の及ばないものを恐れる事への模倣であるが、本当に模倣なのかというくらいに恐れる。たまにセーフモード(気絶)になる事も。
彼に、本来の怒りというものは存在しない。たとえカッとしたものであっても、すべては人の模倣である。そんな彼が本気になるときは、表情が消え、丁寧口調になるときである。これは出力を感情表現にそそぐ余裕がなくなった証であり、すなわち、そのときの全力機動が行われる前兆でもある。
彼の意識は電脳世界が由来であるが、彼の対となる存在が存在する。それは骸の海由来の魂であり、オブリビオンであるという事である。
基本情報
更新履歴
情報
作成日時:
2019/12/13 17:30:48
最終更新日時:
2024/03/09 22:21:36
記述種類:
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『J・ランス』
特徴
第四の壁と行動について
キマイラフーチャーへの顕現
各機能(フェーズ)
その他
更新履歴
2024/03/09 22:21:36
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