PBWめも
このメモは過去のバージョンです。最新版を表示する場合はこちらをクリックしてください。
J(ジェイ)・ランス設定
作成日時: 2020/05/11 10:46:35
『J・ランス』
幾重にも積層された情報の残滓、電脳世界より彼は生まれた。キマイラフューチャー前の世界にて存在したアニメ、[シュバルツ・ローヴェ]のキャラクターを模して生まれた彼は、自らをランスと定義づけ、様々な情報を集めて回った。元になった存在の特性上、男性的であることから闘争を好み、武力を愛し、自らが傷つくことがない故に幼く育ち、故に、全ての感情は模倣である。
幸か不幸か、彼は悲しみの前に恋を、愛を知った。それ故か、自己の情報だけでは負の感情に飲まれていたであろうそれを、友情が、愛情が保管したのである。もはや模倣ではなく感情を知った彼は、一人のヴァーチャルキャラクターとして自立し、ジェイ・ランスとして完成した存在となった。
特徴
彼は自然発生したバーチャルキャラクターで、有象無象の事象的スクラップの継ぎ接ぎで構成されている。見た目は小年のそれであるし、シールされていはいるが、その質感は人のそれではなく、むしろサイボーグ体に近い無機質である。目は赤く金髪で、少年然とした恰好をしている。これは彼の精神年齢から基づくものであり、目立ちたがりで自己顕示欲の表れであるといえる。何かしらの能力使用時は目が無機質な虹色を帯び(CDディスクの情報面のように)、電脳世界より、電脳魔術を通してから様々な事象を呼び寄せる。
第四の壁と行動について
彼は自らを被創造物であると認識しており、一種の狂気状態であるといえる。ゆえに、第四の壁(いわゆる"私の"地の文)とのある程度の会話が可能である。もちろん、他者からはひどい独り言ごとに見えるし、彼自身もこの狂気を認識している。しかしながら、この狂気は非常に便利であるし有用であるから、彼は使用をいとわない。しかしメタであるこの事象を変えることは、物語の登場人物としてわきまえている。また、決まった事象を変えることは彼とて無理であり、文句を言いながらも追随するだろう。
キマイラフーチャーへの顕現
彼の意思がどこから来たのか、現在不明。しかしながら、自らの権能は絶大であった。だが、キマイラフュ-チャーへの顕現でそのほぼ全ては制限される。アニメ[シュヴァルツローヴェ]のキャラクター、J・ランスの設定に即した姿ではあるが、適用されたのはほんの一握り。
「まあ、なんとかなるっしょ!?」
などと大見えを切ったものの、無い袖は振れないのである。とりあえず会話を楽しみつつ、各機能を最適化させていこうというのが当面の目標となった。
各機能(フェーズ)
*フェーズ0:黒獅子(シュバルツ・ローヴェ)
現状。少なくとも、フレーバー的なことは可能ではあるが(実体の構成、再構成など)、ダメージをうければ損傷するし、やはり痛いものは痛い。攻撃方法は間接的なものが多く、主に電脳魔術による事象干渉による攻撃を行う。また固定された種族的に、電脳魔術とアームドヒーローを組み合わせた重装形態、ヘビーアームド・ウェポナイズというユーベルコードや、グッドナイス・ブレイヴァー、エレクトロレギオンといったドローン作成などが行える。順次アップデートされるだろう。
対戦車/対化物機関砲(ローヴェシュトゥント):長さ3m程度のガトリング機関砲。空間固定して運用するので、本人が持つことはない。
630mm電送砲(ブリッツカノーネ):電脳魔術による電磁仮想砲塔展開によって、高密度のプラズマを発射する兵装。対艦用とされる。
電磁励起式全方位光線(レーザーシャワー):Lv×20発までのレーザーを全方位に斉射する。自身のLvに依存されるので、やや不安定。
獅子の牙(シュトースツァーン):度重なる戦闘によって、小規模の戦闘にも対応する必要がでてきた。よってゲリラ的対応の出来るよう、自身の腕を硬質化、ブレードとするよう改造した。
フォールディングマシンピストル:大型のスマートフォン程度に折りたためるマシンピストル。電脳魔術により弾数無限。主に閉所で使用される。
事象破断刀:対象の事象に対し「破断したという概念」を叩きつけることで切断を成す概念兵装。見た目はなまくらの剣である。
慣性制御術式(ワード・オブ・イナーシャ):金色のマフラー状の書物。事象より慣性の概念を呼びよせ、装備した対象と接続する。接続されれば、フェーズ1へと移行する。
重力制御術式(ワード・オブ・グラヴィティ):重力/引力の概念を制御するためのプログラム術式。マフラー型の慣性制御術式を推し進め、プログラムとして小型化を推し進めた代物。彼は、概念を掌握すべく動きだした。
事象観測術式(ワード・オブ・ディスティニー):主に事象を観測し、制御するためのプログラム術式。主に情報収集に使用される。
時空制御術式(ワード・オブ・クロノス):時空間をハッキング、自身のアイテム/UCの発生時間を操作する術式。主に発生遅延に使用されるが、術式の高速詠唱に活用されることも。
感情演算プログラム+(プラス):感情を与える演算術式。対になるもの(マイナス)が存在し、それを得ることで、初めて感情を得ることができる。
*フェーズ1:高貴なる獅子(イドラー・ローヴェ)
ユーベルコードによって励起される形態。本来この状態は、獅子の鬣を彷彿する金色の荷電粒子加速帯であり、マフラーのように装備される。はずなのだが、"慣性制御術式"と"重力制御術式"によって強化され、魔術的な要素を併せ持つに至った。慣性/重力の概念制御である。つまるところ、自身の運動エネルギーを慣性の概念制御することによって、様々な高機動・高運動性能を獲得するに至った。本形態をもってフェーズ1は完成をみた。ユーベルコードとして登録されている。
*フェーズ2:切り裂く黒獅子(シュバルツローヴェ・ツェアライセン)
理想の形態(所謂真の姿)である。電脳世界より自身の半身である3m級対艦事象破断刀「ツェアライセン」を呼び出し、融合、人型形態へと変形する。体が大きくなるためか、精神年齢も一時的に高くなる。
3m級対艦事象破断刀「ツェアライセン」:本機の主武装であり、本機そのもの。剣が剣を振り回す形となるが、どちらも本体であるためにすぐさま可変→格闘となるため、隙は少ない。
その他装備:通常と変わらないが、各種出力が強化されている。
*フェーズ3:反逆の獅子(ユーダス・ローヴェ)
最終形態。フェーズ2を推し進め融合した姿であり、色は逆に白く反転し、金髪は3mの身体に相応しいほどに伸びる。彼がJと言われる所以の形態でもある。電脳魔術士よりもアームドヒーローの面が強く出ている。二対あった腕は一対となり、もう一対の腕は肩部装甲として固定化される。また、機体剛性強化のために変形はオミットされ、より有機的なデザインになる。
次元破断剣×2:主兵装。見た目はただの手刀だが、意識の範囲内の対象を任意で切り裂く装備である。(UC予定)
次元破砕砲×2:肩部に固定化されたもう一対の腕の使い道。意識の範囲内の対象を、周囲の空間ごと吹き飛ばす装備。(UC予定)
*フェーズ0.5:子獅子
主に対コミュニケーション用の状態。50cm程度のSD形態。最も戦闘能力が低く、UCも扱えない為にセーフティも兼ねる。しかしアイテムは使える為、戦闘能力がないわけではない点に注意。バランスが悪いので戦闘には向かず、大体自滅する。感情演算と対人における情報収集に特化している。
『シュバルツローヴェ』
J・ランスが登場する物語である。内容は、一人の探偵が陰謀にまきこまれ、それを解決する中で成長し、人類の未来を切り開こうとして行くというものである。J・ランスなる人物は、その中でトリックスターとして描かれており、主人公の探偵に力を貸したり、ある時は敵対したりと、ひっかき回す役割が主であった。
残念ながら、本物語は打ち切られてしまっているが、この物語が本来の終焉を迎えるとき、彼の生まれた意味も分かるかもしれない。
『シモン・ランス』
彼の意識は電脳世界が由来であるが、彼の対となる存在が存在する。それは骸の海由来の魂であり、オブリビオンであるという事である。"感情演算プログラム-(マイナス)"保有者。いわゆる宿敵。自身を猟兵と信じてやまず、オブリビオンでありながらキマイラフューチャーの治安を守るために行動する。しかし問題は、猟兵とオブリビオンの区別がつかないところであり、また、自身が正義であると信じてやまず、その正義を守るためには手段を選ばない。実際は、かつて人類が存在していたころの、キマイラフューチャーに存在した13基の対外界防衛AI「ランス」の内の一基だった。しかし、ドン・フリーダムによる「イタズラ」でクラッキング、13番基以外がオブリビオンとして支配下に置かれる。難を逃れた13番「J」はデュラン研究主任の元大改修を受け、急遽攻撃用AIに改良。12番以外の全てのAIを駆逐、残った12番機「S」は失踪するも無力化までは確認され、事なきを得たのだった。この失踪した12番基こそ「シモン・ランス」であり、オブリビオンの権能を復活させ、活動を開始したのである。
なお、負の感情"感情演算プログラム-(マイナス)"を司っており、これを取り込んだジェイ・ランスは、「完全なランス」となる事ができるようである。「ジェイ・ランス」の事を「ユダ・ランス」と呼ぶ。
『感情演算プログラム』
ランスシリーズに分担されていたプログラム。ジェイは、これのうち楽の感情を基礎にされており、その他のランスシリ-ズを"喰う"ことで他の感情を得、感情演算プログラム+(プラス)として統合した。一方、シモンは負の感情を一身に担っていた。これは、キマイラフューチャーにおける防衛機構の、最後の可否を担うための重要なファクターであった。他のランスへの注意喚起や警告、統合を行う指揮官であったが故である。しかし、シモンはオブリビオンとなった。故に、ジェイはシモンを"喰らい"、ランスとして統合されなければならなかった。負の感情、その重さを、彼は知る事となる。
その他
化学系統に特化した人格からなのか、オカルト系にめっぽう弱い。魔法が使えるにもかかわらず、である。これは理解の及ばないものを恐れる事への模倣であるが、本当に模倣なのかというくらいに恐れる。たまにセーフモード(気絶)になる事も。
彼に、本来の怒りというものは存在しない。たとえカッとしたものであっても、すべては人の模倣である。そんな彼が本気になるときは、表情が消え、丁寧口調になるときである。これは出力を感情表現にそそぐ余裕がなくなった証であり、すなわち、そのときの全力機動が行われる前兆でもある。
基本情報
更新履歴
情報
作成日時:
2019/12/13 17:30:48
最終更新日時:
2024/03/09 22:21:36
記述種類:
標準
Tweet
操作
本文更新
タイトル更新・メモ削除
見出しリンク
『J・ランス』
特徴
第四の壁と行動について
キマイラフーチャーへの顕現
各機能(フェーズ)
『シュバルツローヴェ』
『シモン・ランス』
『感情演算プログラム』
その他
更新履歴
2024/03/09 22:21:36
差分
2023/02/09 19:21:25
差分
2022/03/26 05:17:40
差分
2022/03/26 05:06:13
差分
2021/08/05 01:09:15
差分
2021/08/05 01:08:57
差分
2021/08/05 01:08:04
差分
2021/08/04 03:19:54
差分
2021/08/04 01:43:08
差分
2021/08/01 20:35:44
差分
2021/08/01 20:28:58
差分
2021/08/01 20:28:19
差分
2021/01/08 10:16:04
差分
2020/12/14 12:48:48
差分
2020/12/03 06:21:27
差分
2020/12/03 04:36:08
差分
2020/11/30 08:34:03
差分
2020/11/30 07:21:59
差分
2020/11/30 04:26:34
差分
2020/11/30 04:03:10
差分
2020/10/20 23:51:22
差分
2020/10/14 00:38:45
差分
2020/05/11 10:46:35
2020/04/04 10:12:51
差分
2020/03/31 12:45:24
差分
2020/03/31 12:44:29
差分
2020/03/31 12:42:27
差分
2020/03/08 18:15:44
差分
2020/03/08 08:59:52
差分
2020/03/08 08:37:29
差分
2020/03/08 08:25:10
差分
2020/03/02 05:08:16
差分
2020/02/12 07:56:54
差分
2020/01/31 19:07:13
差分
2020/01/17 14:37:52
差分
2020/01/01 16:34:39
差分
2020/01/01 16:33:21
差分
2019/12/22 16:09:56
差分
2019/12/22 07:35:25
差分
2019/12/22 07:35:04
差分
2019/12/21 19:39:04
差分
2019/12/21 18:01:11
差分
2019/12/21 16:04:15
差分
2019/12/21 14:20:35
差分
2019/12/21 11:19:09
差分
2019/12/21 09:34:00
差分
2019/12/21 00:36:54
差分
2019/12/18 06:39:01
差分
2019/12/18 06:35:28
差分
2019/12/18 06:35:27
差分
2019/12/17 20:47:57
差分
2019/12/17 18:24:41
差分
2019/12/17 17:01:07
差分
2019/12/17 16:55:10
差分
2019/12/16 19:27:05
差分
2019/12/16 19:03:02
差分
2019/12/16 19:00:45
差分
2019/12/16 17:43:43
差分
2019/12/15 00:29:35
差分
2019/12/14 21:44:27
差分
2019/12/13 21:47:32
差分
2019/12/13 21:30:04
差分
2019/12/13 21:30:03
差分
2019/12/13 20:38:03
差分
2019/12/13 19:16:11
差分
2019/12/13 17:33:11
差分
2019/12/13 17:30:48
差分